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2016.7.20更新

本格バー発見！日本中のウイスキーファンよ、鶴見に集え！

Slainte mhor スランジバー

グルメ

「Slainte mhor」と書いて「スランジバール」ないしは「スランジバー」と発音する。スコットランドのゲール語で「健康を祝して、大いなる幸福を」という意味。すなわち「乾杯！」っていうことだ。シングルモルトを中心に集めたウイスキーがなんと500種。魅惑のバーバックを楽しみながら、鶴見であなたにSlainte mhor！

第一声「どれを頼んでいいかわからない」と、つぶやいた

どちらかというと飲兵衛の私。しかもウイスキー好きだ。なじみのBARも何軒かあり、どの店もバーバックは充実しているほうだ。こんなことを言っては失礼だが、まさか鶴見に、こんなお宝BARがあるとは夢にも思わなかった。あまりにも情報不足だった。
マスターに話を聞くと、店内にストックされているウイスキーの数、約500種。正確には数えたことがないそうだ。開店して18年、マスターが25歳のときに始めた店なのだという。こんな素敵なバー、当時の若者がよくぞ始めてくれました。そして、今も歴史を積み上げている。

知らない酒も飲んでみたい。が、とりあえず、ブッシュミルズ

情けないと思うのだが、初めての店では冒険ができない。で、なじみのBARで頼むようにブッシュミルズをストレートで注文。
マスターの振る舞いが美しく、またあざやか。心地よい音とともにショットグラスにウイスキーが注がれる。圧巻の品揃えに圧倒されてしまったが、このBARはホンモノ。長年の酒場暮らしの経験が太鼓判を押している。
マスターには風格があり、店内は静かにジャズが流れる柔らかい雰囲気。隣では、なじみの客らしい初老の紳士が寡黙にシガーをふかしていた。どこを取っても大人の店。しかもチャージ料など一切ないのがなんとも嬉しい。

知らない酒を飲んでみたい。好奇心がグググっと頭をもたげる

「クセのあるのでも大丈夫ですか？」と優しい問いに「もちろんです」と返す。勧められたのが「フィンラガン」というシングルモルト（写真の真ん中）。
なんでも、シングルモルトをつくっているアイラ島（イギリス）には蒸留所が８カ所しかないのだが、こいつはどの蒸留所でつくっているのか表記されていない。モルト好きは、飲みながら蒸留所を詮索するのが楽しいらしく、だから表記なしということのようだ。
写真左は「キルケラン」という名のモルトウイスキー。なんと2004年に創業したばかりの新しい蒸留所。創業年のものが飲めるとあって、人気が高まっているとのこと。右側は「Sポートエレン23年」。どうです、長い夜をここで静かに過ごしたくなってきたでしょう？

Slainte mhor スランジバーの基本情報

住所	神奈川県横浜市鶴見区中央４-１５-２鈴木ビル1F
アクセス	京急線「鶴見」駅東口より徒歩2分
お問い合わせ	045-504-8757

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