2018.1.23更新

江戸の街からタイムスリップ!?古き良き時代と新しさが体験できる街・門前仲町

【散策におすすめ】レトロと新しさが共存する“門前仲町”立ち寄りスポット5選

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地下鉄東西線・大手町駅から3駅5分。都心からも至近距離ながら、下町風情が色濃く残る門前仲町。最近賑わっている清澄白河も近く、出張の帰り、新幹線に乗る前に立ち寄るのにも便利な街です。ここに来たら、是非行ってみたいスポット5つをご紹介します。

善男善女が参拝に訪れる江戸最大の八幡神社“富岡八幡宮”

【散策におすすめ】レトロと新しさが共存する“門前仲町”立ち寄りスポット5選

門前仲町を訪れるなら、必須の観光スポットがこの富岡八幡宮。1627年に創建され、人々から「深川の八幡様」と呼ばれ親しまれる江戸最大の八幡神社です。8月の半ばに行われる「深川八幡祭」は、御輿の担ぎ手に観客が清めの水を浴びせる「水掛け祭」として有名。ここで、江戸時代に勧進相撲が行われていたので、相撲との関係も深く、境内に立つ力強い力士像は必見。毎月1・5・28日には、この参道に縁日が開催され周囲一体が集まってきた人で大賑わいになります。門前仲町ならではの老舗、名店はもちろん、最近はおしゃれなカフェや雑貨店も増えてきているので、訪れるのが縁日の日に重なれば、ラッキーです!

漁師町・深川の名残の深川飯。富岡八幡宮境内にある“深川宿”で2種類の味を楽しんで

【散策におすすめ】レトロと新しさが共存する“門前仲町”立ち寄りスポット5選

これといった郷土料理がないと言われる東京ですが、敢えてと言えば“深川飯”を挙げる人が多いのでは? 実は深川飯には、2種類あるのです。昔、この地に住んでいた漁師が取ってきたあさりを、ネギなどと一緒に味噌味で煮込み、ご飯の上にぶっかけて食べる「元祖」と、あさりをご飯に炊き込んだもの。どちらも、漁師や職人たちが忙しい仕事の合間に、手早く作ってすぐに食べられるようにとの思いから生まれたもの。富岡八幡宮境内にある“深川宿 富岡八幡店”では、その両方を食べ比べできるセットがあるので、お腹に余裕があれば、オススメです。一見、ボリュームがあるように見えますが、さっぱりしたあさりの出汁に味噌のコクが合わさって、いくらでも食べられそうです。

東京都江東区富岡1-23-11 富岡八幡宮境内
<アクセス>
東京メトロ東西線・門前仲町駅より徒歩3分

テイスティングスペース併設の“深川ワイナリー東京”で醸造所を見学しながらできたてワインを味わう

【散策におすすめ】レトロと新しさが共存する“門前仲町”立ち寄りスポット5選

ワイナリーと言えば、葡萄の産地にあるものとは限りません。東京都内にも2017年現在3つのワイナリーがあることをご存知でしょうか?門前仲町の深川ワイナリー東京もその1つ。契約している葡萄農家から送られてくる葡萄をこの地で醸造。1本1本丁寧に瓶詰めして消費者の元に届けています。ここでは、ワインの醸造所の隣にテイスティングスペースが併設されていて、できたてのワインを試飲(有料)することができます。気に入ったら購入も可能なので、是非いろいろ試してみたいところ。醸造の現場を見ながら飲むワインの味は、また格別です。夜間には「会員制レストラン ワインマンズテーブル」がオープン。ワインと共に、イタリアンや寿司会席を楽しめます。興味があれば予約をしてみてはいかがでしょうか。

東京都江東区古石場1-4-10 高畠ビル1F
<アクセス>
東京メトロ東西線・門前仲町駅より徒歩6分

下町っ子も大好き!明治25年創業の老舗店“深川 華”が誇る手作りきんつば

【散策におすすめ】レトロと新しさが共存する“門前仲町”立ち寄りスポット5選

深川のお不動様として親しまれている深川不動尊の参道にあるのが創業125年を迎えた、『手づくり きんつば 深川 華』です。お煎餅や色鮮やかな和飴など、下町らしいどこか懐かしいお菓子を販売していますが、なんと言っても有名なのは、店名にもなっている手作りのきんつば。こちらのきんつばは、北海道産の厳選した小豆を使用した餡に寒天をいれて四角く切ったものに衣をつけて焼いた「つけきんつば」。テレビなどでも度々紹介される、門前仲町グルメのひとつでもある銘菓は、上品な甘さとしっとりした食感で、2,3個ペロリと食べられそう。焼きたてはもちろんですが、冷めても美味しいのでお土産にも最適。5個入り(600円)と、10個入り(1200円/箱入りは1350円)。

東京都江東区富岡1-14-8
<アクセス>
東京メトロ東西線・門前仲町駅より 徒歩1分

角打ちの出来る酒店“折原商店”で、散歩の夜を締めれば、隣の人と会話も弾む!?

【散策におすすめ】レトロと新しさが共存する“門前仲町”立ち寄りスポット5選

酒店の店内で販売されている、缶詰や乾き物をつまみながらお酒を味わうことを「角打ち」と言います。門前仲町で、近頃多くの人を集めている角打ちが“折原商店”です。まず目を引くのが、店の入り口横に並んでいる駄菓子。つまり、ここでは駄菓子をつまみに飲むこともできるということ。それも郷愁をそそりますが、店内奥のレジでは、おでんなど酒飲みの食欲を刺激するおつまみがずらりと並んでいるのも嬉しいポイント。まずは、店内に並ぶビールや日本酒など、お好きなお酒を選んでレジへ持って行きます。そこで会計をしたら、店内の好きなスペースに陣取って、好きなようにお酒を楽しめます。ひとりでもふたりでも、グループでも、お酒を媒介にすれば会話も弾み、門前仲町の夜は更けていくのでした。

東京都江東区富岡1-13-11 折原門仲ビル1F
<アクセス>
東京メトロ東西線・門前仲町駅より 徒歩1分

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