ゆっくりとそぞろ歩きたい「主計町(かずえまち)茶屋街」
主計町茶屋街
宿泊・温泉
散策・モデルコース
「主計町茶屋街」は、明治初期から続く、金沢の三大茶屋街の中では一番新しい茶屋街です。すぐ近くにあるひがし茶屋街と比べ落ち着いた雰囲気になっており、路地をゆっくりとそぞろ歩きたい風情があります。主計町茶屋街にある木津屋旅館は、川沿いにある古い茶屋を改装した旅館です。
金沢の三大茶屋街
茶屋街とはどういう街か、ご存じでしょうか? 金沢の茶屋街は芸妓遊びができるお茶屋さんが集まった街区です。金沢では加賀藩12代藩主・前田斉広のころに、「ひがし茶屋街」「にし茶屋街」ができ、のちに「主計町茶屋街」ができました。「主計町茶屋街」は明治初めからある、三大茶屋街の中では一番新しい茶屋街です。 三大茶屋街にはいまでも茶屋が残り芸妓さんを呼んで遊ぶことができるんですよ。
落ち着いた雰囲気の路地
浅野川大橋から下流の左岸が主計町になります。川を挟んで程近くにある「ひがし茶屋街」は人気観光スポットとしてにぎわっていますが、こちらは比較的落ち着いた雰囲気。主計町茶屋街を訪れたら、ぜひ「坂」を歩いてみてください。「暗がり坂」、「あかり坂」という名がついた、二つの坂があります。「暗がり坂」は昼間も日が当たらなく暗いことからその名がついたそう。一方の「あかり坂」は、実はもともと名のない坂だったのですが、五木寛之氏が、地元の要望を受けて主計町を舞台にした作品「金沢あかり坂」の中で名付けました。また四季折々に違った街の雰囲気を楽しめるのもポイント。雪化粧した町並みもまた味があっていいですね。
川沿いの木津屋旅館に泊まる
国の有形文化財となっている浅野川大橋、そこから中の橋に向かって茶屋街を歩いていくと、川沿いに見えてくるのが木津屋旅館です。木造のとても風情のある旅館で、二階、三階の客室からは川を眺めることができます。築100年を超える建物を使用しているため、音や隙間風があるなど、快適性を求める場合はおすすめしませんが、茶屋街の雰囲気を味わうには最適な旅館です。なお、夕食はついていませんが、主計町茶屋街には飲食店が密集しているので、困ることはありませんよ。
写真提供:金沢市
このスポットが掲載されているまとめ
主計町茶屋街の基本情報
住所 | 石川県金沢市主計町 |
---|---|
アクセス | 【車】 金沢駅から約10分 金沢東IC・金沢森本ICから約15分、金沢西ICから約20分 【公共交通機関】 城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバス「橋場町」バス停から徒歩約5分 金沢ふらっとバス材木ルート「浅野川大橋」バス停から徒歩約2分 |
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NAVITIME Travel編集部
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