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2016.5.8更新

著名人や外国人が多く暮らした山王エリアの高級住宅街

ジャーマン通り

散策・モデルコース

池上通りと環七通りをつなぐ「ジャーマン通り」は、かつてドイツ人学校があったことからこの名が付きました。いまも洋館が数多く残る山王エリアは、田園調布と並ぶ大田区有数の高級住宅街として知られています。ジャーマン通りをのんびり散策していると、「こんなところにあの人の家が…」と、文化人や政治家の邸宅が見つかりますよ。

山王口から馬込銀座を結ぶ通り

JR大森駅北口を出て、右方向へ。賑やかな池上通りをしばし歩いていくと山王口の三叉路にぶつかります。ここから馬込銀座へ続く道が「ジャーマン通り」と呼ばれる通り。三叉路から坂を上り山王交番口を過ぎると、今度は緩やかにカーブを描きながら道は下っていきます。
街燈が等間隔で並び、ハナミズキの街路樹が続く美しいこの通りの周辺は、外国人居住率の高いエリア。通りにはさまざまなジャンルの飲食店をはじめ、地元の人御用達の各種サービス業の店が点在しています。

ドイツ学校があったことが通り名の由来

大正14年（1924）から平成3年（1991）まで、東京独逸学園（ドイツシューレトーキョー）がこの地にあったことからジャーマン通りと名が付きました。現在、この学校は横浜の港北ニュータウンへ移転しているため、すでに校舎はなくなっていますが、学校があった当時はドイツ人が多くこのエリアに住んでいて、商店街との関わりも多かったそう。いまもその名残を感じさせる欧風の住宅地の風情を、のんびり歩きながら楽しんでみてはいかがですか。

ジャーマン通りの基本情報

住所	東京都大田区山王
アクセス	JR各線「大森」駅北口より徒歩5分
お問い合わせ	03-3772-0430（ジャーマン通り商店街事務局）

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