大阪の真ん中で、サバンナや熱帯雨林を体感できる動物園
天王寺動物園
定番
グルメ
日本で3番目に長い歴史を持つ「天王寺動物園」。大阪のランドマーク、通天閣とあべのハルカスの間に位置し、「都会の気軽なオアシス」として、年間130万人の利用者で賑わっており、大阪の街中で遊べる大人気のスポットです。飼育している動物は200種1,000点。多彩な動物も魅力ですが、こちらならではの特徴といえば、動物の生息環境を再現した‟生態的展示”です。それでは、生態的展示を行う2つのエリアをご案内しましょう。
動物園のライオンとシマウマが同じエリアに? 「アフリカサバンナゾーン」
‟生態的展示”は、日本では「天王寺動物園」がいち早く取り入れました。
「アフリカサバンナゾーン」は肉食動物と草食動物が微妙な距離をたもって暮らす草原の様子を再現。ライオンとシマウマやキリンが、壁で仕切られていないので、あたかも同じエリアに生息しているかのようです。
こちらのライオンは寒くなると、来園者が観察しやすいベストポジションに陣取ります。実は岩の一部がヒーターで温められていて、ここに自ら移動するんです。
カバ舎では、水中の様子が観察できる日本初の工夫が施されています。バックヤードで水質浄化装置が働いて、水はいつも透明。ときおりアクリル板ごしに近づいてくるカバに、子どもたちも大興奮です。
都会の真ん中に象の森? 「アジアの熱帯雨林ゾーン」
「アジアの熱帯雨林ゾーン」は、うっそうとした熱帯の森を再現。周囲の人工物が見えないように木々が植えられ、曲がりくねった道を進みます。そしてたどり着くのは、水辺の象の生息地帯です。
来園者と象をへだてるのは低い柵と浅い水場だけ。象が水場に近づくと、こちらにやってこられそうな迫力があります。でも実は、一部がとても深くなっていて象は渡れないんです。
都会にいながら、現地で動物に出会ったような臨場感が味わえるのは、見えないところにもさまざまな工夫が施されているからなんです。動物を見ながら、そうした仕掛けを探してみるのも、「天王寺動物園」を楽しむポイントです。
このスポットが掲載されているまとめ
天王寺動物園の基本情報
住所 | 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-108 |
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アクセス | 〈天王寺側入り口(てんしばゲート)〉 JR・地下鉄各線「天王寺」駅より徒歩10分 〈新世界側入り口(新世界ゲート) 〉 地下鉄「動物園前」駅1番出口より徒歩5分 地下鉄「恵美須町」駅3番出口より徒歩5分 |
お問い合わせ | 06-6771-8401 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。