全国約2,300余も存在する住吉神社の総本社
住吉大社
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大阪の人々から「すみよっさん」と親しまれる、人気の住吉大社。正月三が日の参拝数は毎年200万人超。また、境内にある楠珺社は「はったつさん」とも呼ばれ、毎月最初の辰の日にお参りすると、より力を与えられ守られると信仰されています。「お祓い・厄除け・商売繁昌・家内安全・安産・交通安全」等の御利益の御神札、御守、絵馬を受けることができる授与所にはぜひ立ち寄りましょう。
歴史に触れながら、ゆったりと時の流れを感じに行きませんか?
住吉大社は、第14代仲哀天皇の后である神功皇后が、この地に住吉大神をお祀りになったことが始まり。その歴史は何と1800年を超えるといい、お祓い、航海安全、和歌、農耕・産業、弓道、相撲の神さまとして知られます。かつての遣唐使、遣隋使の守護神で、源氏物語や一寸法師にも登場。そして全国の住吉神社の総本社という、由緒正しい神社なんです。
境内は広く、見どころもいっぱい。まずは大鳥居をくぐり、アーチが急な太鼓橋(反橋)を渡りましょう。川端康成の小説『反橋』で有名なこの橋は淀君も歩いたといい、渡ればお祓いになるともいわれます。
続いて本殿に参拝。「住吉造」と呼ばれ、これは神社の建築史上最古の様式のひとつとして大変貴重なもの。その本殿は第一本宮から第四本宮までの4棟からなり、国宝に指定されています。
能楽が奉納される石舞台は重要文化財。四天王寺の石舞台や厳島神社の平舞台とともに、日本三舞台のひとつなんですよ。また、約600基に及ぶ大小さまざまな形の石燈篭巡りをするのも一興。石灯籠の多くは、海の神様に全国の回船業者が寄進したものといわれます。参拝がてら、史跡見学を兼ねてのんびり境内を散策していると心が休まります。
このスポットが掲載されているまとめ
住吉大社の基本情報
住所 | 大阪府大阪市住吉区住吉 2-9-89 |
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アクセス | 南海本線「住吉大社」駅より徒歩3分、南海高野線「住吉東」駅より徒歩5分 阪堺電気軌道阪堺線 「住吉鳥居前」駅より徒歩すぐ |
お問い合わせ | 06-6672-0753 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。