下町風情を感じながら、「学問の神様」にお参り
亀戸天神社周辺
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「下町の天神さま」「亀戸天満宮」とも呼ばれる亀戸天神社。菅原道眞を祀る「学問の神様」として親しまれており、1〜2月の受験シーズンには絵馬を奉納する受験生で境内がいっぱいになるほど。周辺には神社仏閣や、参拝客相手の名店が点在していて、下町風情を感じながら散策が楽しめます。
亀戸駅から散策スタート!
亀戸天神社へは、JR亀戸駅から15分ほどの道のり。都バスで目の前まで行くことも可能ですが、時間があれば徒歩で行ってみましょう。
駅から北へ向かい、蔵前橋通りとの交差点に差し掛かると、水陸両用車「スカイダック」の乗り場でもある亀戸梅屋敷。亀戸天神社へは、蔵前橋通りを西へ向かいます。すぐ右手に見えてくる鳥居は、スポーツの神様として知られる「香取神社」の参道入り口。ここから北に延びる小道に並ぶのが「香取勝運商店街」です。
この商店街は、江東区でもっとも古い歴史があるといわれ、昭和30年代をキーワードにした、レトロな店構えのお店が並んでいます。
藤棚が美しい亀戸天神社にお参り
蔵前橋通りに戻って、さらに西へと進むと、亀戸天神社の鳥居が見えてきます。境内に入ると、目の前に現れるのがかわいい太鼓橋。その上から境内を見渡すと、池の水面がほとんど見えないくらいに藤棚が広がっています。4月下旬からの藤の花のシーズンには、境内が藤色に染まるほどだとか。
奥に見えるのは東京スカイツリー。350年以上の歴史をもつ亀戸天神社と東京スカイツリーが視界に収まるのは、歴史や伝統とトレンドが融合する東京下町ならではの景色といえるでしょう。
参拝を済ませ、受験を控えた姪っ子のお土産に「神授鉛筆」を買わせていただきました。これで合格できるかな?
伝統の和スイーツがもうひとつのお土産
もちろん、自分へのお土産も。蔵前橋通りまで出て、駅へ戻らずにほんのちょっと先に行くと、葛餅で有名な「船橋屋」があります。江戸時代の1805年創業という、由緒正しき「和スイーツ」のお店。芥川龍之介や永井荷風、吉川英治といった文化人に愛され、今でも店の前には行列ができる不動の人気を誇っています。
列をつくっているのは、店内の喫茶ルームを利用する人たち。私もゆっくりしたかったのですが、今日は残念ながら時間切れ。並ばずに買えた「元祖くず餅」の小箱をお土産に帰りました。
ほかにもあんみつや「和フィナンシェ」など、ぜひとも味わってみたい和スイーツがたくさん! これも天神さま参りの楽しみのひとつです。
このスポットが掲載されているまとめ
亀戸天神社周辺の基本情報
住所 | 東京都江東区亀戸3-6-1 |
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アクセス | JR総武線「亀戸」駅北口下車、明治通りを北へ400m進んで蔵前橋通りを左折し、約300m右側 |
お問い合わせ | 〈亀戸天神社〉 03-3681-0010 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。