明治37年建設の重要文化財。先進的カフェも開店
大阪府立中之島図書館
芸術・文化施設
グルメ
水都大阪の景観を楽しめる中之島は、大阪のもっとも美しい散策エリアのひとつ。そこに位置する府立中之島図書館は、1世紀を超える歴史を刻む国の重要文化財です。重厚かつ優雅な建築美を愛でるとともに、館内で開店したカフェの斬新な料理も味わってみませんか。
クラシカルな名建築で味わう斬新な北欧郷土料理
府立中之島図書館は明治37年(1904)、近代都市には図書館が欠かせないとする住友家の寄付で開館しました。気鋭の建築家野口孫市が、外観のルネッサンス様式と内部空間のバロック様式を融合して完成させ、大正11年(1922)に両翼の建物が増築されて現在の姿に。昭和49年(1974)には国の重要文化財に指定されます。本館正面玄関のギリシャ神殿風の円柱が印象的で、重厚さと優雅さを兼ね備えています。
この歴史を刻む名建築に、新しい風が吹き込んでいます。平成28年(2016)4月、公募で選定された民営カフェ「スモーブローキッチン ナカノシマ」が館内の2階にオープン。重要文化財内での新規開店は全国的にも珍しいことです。
スモーブローは北欧のオープンサンド風郷土料理で、食材の持ち味を生かしながら、美しく盛り付けるのが特色です。未知の北欧料理に対するわくわく感と、和食にも通じる盛り付け重視の美意識があいまって、人気を呼んでいます。中之島散策のコースに、ぜひとも組み込みたいものですね。
大阪府立中之島図書館の基本情報
住所 | 大阪府大阪市北区中之島1-2-10 |
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アクセス | 京阪中之島線「なにわ橋」駅出入口1より徒歩2分 京阪本線、市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅より徒歩5分 |
お問い合わせ | 06-6203-0474 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。