2016.6.13更新

城下町松本に1300年湧き続ける名湯

浅間温泉

  • 宿泊・温泉

1000年以上の長い歴史の中で絶え間なく湧き続けている浅間温泉。歴史あるそのお湯は、湯量が豊富な弱アルカリ性単純温泉です。源泉の温度が約50℃のため加水や加温が不要で、「完全掛け流し」の温泉が多く、慌ただしい日常から身も心も開放されます。国宝の松本城の城下町である松本の奥座敷として庶民に親しまれてきた、好ロケーションの温泉です。

概要と歴史

浅間温泉 浅間温泉は、信州(長野県)のほぼ中央に位置し、素晴らしい四季折々の大自然に囲まれている一方で、JR松本駅からバスで20分、松本城や城下町へも車で10分と、交通の便も良く、乗鞍高原・美ヶ原高原への登山やハイキングの拠点や、各種コンベンション・スポーツ施設もすぐ近くにあるという、絶好の温泉街です。西暦698年の飛鳥時代から温泉地とされ、江戸時代には松本城のお殿様が通い、明治時代には与謝野晶子や竹久夢二ら多くの文人に愛された温泉です。

四季折々の顔

浅間温泉 浅間温泉周辺には、松本城・薄川・弘法山など桜の名所も多く、4月上旬~GWまで、美しい桜が見られます。6月には、美ヶ原の浅間温泉側に咲くレンゲツツジの花と放牧された牛を写すカメラ愛好家が集まります。6月末~7月初めには蛍祭、8月上旬に七夕祭、10月ごろから紅葉が始まります。11月になると香り高い新ソバをいただける旅館が多く、12月には乗鞍などのスキー場がオープンします。1月にはどんどん焼き、1月~2月には初庚申が行われ新しい縁起物のダルマも販売されます。

食べて幸せ!信州の食文化

浅間温泉 信州は四季折々の食材に恵まれています。春の山菜のたらの芽、ふきのとうの他、わさびの花なども珍しい春の味覚です。夏は岩魚が美味しく、わらびやこごみの山菜も美味しくいただけます。秋は新そばとともにまつたけやきのこが有名で、冬は漬物の代表野沢菜が収穫され美味しい野沢菜漬けが登場します。信州サーモンの他、馬刺し・信州牛・安曇野豚などの信州特産の食材に恵まれていますね。浅間温泉ではそれぞれの宿の主人や料理長が、丹精込めてそば打ちに励むようで、10月~11月の新そばの時期が待ち遠しいです。

浅間温泉の基本情報

住所 長野県松本市浅間温泉1-28
アクセス JR松本駅からタクシーで15分。松本バスターミナルからバスで25分。
お問い合わせ 0263-46-1224(浅間温泉旅館協同組合)

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大江戸 みらい

大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。

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