造幣局構内の博物館。造幣や貨幣の歴史に親しもう
造幣博物館
定番
芸術・文化施設
造幣博物館は、もともと火力発電所として建てられた建造物。造幣局構内に残っている、唯一の明治時代のレンガづくりの西洋風建物です。その後、造幣事業を紹介するため当時の外観をそのままに改装し、「造幣博物館」として開館しました。
日本や外国の貨幣、工芸品などが多数展示され、貨幣や日本の近代化の歴史がよくわかる
江戸時代から明治の世に移り変わるとき、造幣局は近代的な貨幣制度を整えるために明治新政府によって大阪の地に建設され、明治4年(1871)に創業されました。その後、明治44年(1911)に同地に建てられた火力発電所が今の「造幣博物館」として利用されることとなり、昭和44年(1969)に開館しました。大川のほとり、造幣局本局構内にあり、何といっても毎年春の「桜の通り抜け」ができるスポットとして全国的に有名です。
博物館の見どころは、まず重厚なレンガ造りの西洋風建築。いかにも歴史の重みを感じます。館内に入ると、展示室は4つに分かれています。創業当時を再現したジオラマや、大判・小判・丁銀・貿易銀・皇朝十二銭といった日本の貨幣を中心に、外国貨幣や勲章・メダル・工芸品など約4,000点が展示されています。
また、単に見せるばかりではありませんよ。貨幣の重さを体験できるコーナーなど、訪れる人の興味をそそる仕掛けもちゃんと用意されています。入館は無料。ちなみに、予約をすれば造幣局の工場見学も可能です。
造幣博物館の基本情報
住所 | 大阪府大阪市北区天満1-1-79 |
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アクセス | JR環状線「桜ノ宮」駅より徒歩15分、同「京橋」駅より徒歩17分 JR東西線「大阪天満宮」駅より徒歩15分 市営地下鉄谷町線、京阪本線「天満橋」駅より徒歩15分 市営地下鉄谷町線・堺筋線「南森町」駅より徒歩15分 |
お問い合わせ | 06-6351-8509 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。