名物はあんこあられ。江戸前の甘味処で下町情緒を満喫
両国 國技堂
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お相撲さんの町、両国に来たならばぜひ立ち寄りたいのが甘味処「両国 國技堂」。二代目ご主人考案の「あんこあられ」は、地方巡業の手土産として力士たちの間でも大好評。土俵のたわらをかたどったあられの窪みにあんこをのせた和菓子は、一つ食べたらクセになる美味しさ。店内では緑茶とセットでいただけます。店内に飾られた相撲グッズもお土産にぴったりで、相撲ファンならずとも買って帰りたくなってしまいます。
東京土産に喜ばれる下町名物、米菓「あんこあられ」
二代目のご主人鉦三郎氏はとにかくあんこに目がなく、何にでもあんこを乗せて食べるのが大好きだったとか。大人気の「あんこあられ」は、そんな遊び心のある先代の試行錯誤で生まれたといいます。塩気のきいたあられと、ほのかな甘みのこしあんが絶妙なハーモニーを奏で、一度食べたらクセになる味。
三代目が考案した「揚げあんこあられ」とともに、贈答品としても喜ばれているそう。ほかにもお酒のおつまみにぴったりな「ねばりごし」や、新作「カレーあられ」といったここでしか味わえない名菓がたくさん。ちなみに、パッケージにある力士のイラストも先代作ということで、この方は絵心もあったようです。
人気の和スイーツと変わり種メニューでホッとひと息
2階でいただける和スイーツも大人気。イチオシは“墨田ブランド”にも選ばれた「おせんべいアイスのせクリームあんみつ」。そのほか、あんこ、みたらし、いそべの3本セットや、手づくりのクリーム白玉ぜんざい、お店で蒸した北海道産赤えんどう豆の寒天などなど、こだわりの自信作が揃っています。リピーターに年配の男性客も多いのだとか。
変わり種としてのおすすめは、「あんこコーヒー」。お好みであんことミルクをコーヒーに入れて飲むというスタイルで、これが意外にもマッチ。コーヒーゼリーのような、何とも不思議な味わいでした。
お腹をすかせてガッツリ食べたい人気メニュー
甘味処ではありますが、実はこのお店、知る人ぞ知る隠れランチスポット。力士たちがちゃんこ鍋のあとに食べにくるという、「カレー・ハッシュドビーフの合い盛り」が絶品なんです。
これはカレーとハッシュドビーフ、最後にその2つのコラボで一度に3つの味が楽しめてしまう贅沢メニュー。力士たちは、3合ぐらいの量のご飯とともにガシガシ食べるのだとか。大盛りともなればかなりの量になるようで、大食い腹ぺこの若者はぜひお試しあれ。「そんなに食べられないよ〜」という人には、お腹にやさしい雑炊やきしめんもあります。
両国 國技堂の基本情報
住所 | 東京都墨田区両国2-17-3 |
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アクセス | JR総武線「両国」駅西口より徒歩2分 |
お問い合わせ | 03-3631-3856 |
この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?