くりまんじゅうにアトムとウラン!? 手塚プロお膝元の老舗和菓子店
御菓子司 青柳
グルメ
高田馬場駅早稲田口をでて、早稲田通りを西へ5分ほど歩いたところに、大正14年(1925)から続く老舗和菓子店があります。この店では、昔ながらの味を受け継いだ一口菓子や上生菓子が人気。そして入り口では、なぜか鉄腕アトムのイラストがお出迎え。その理由とは……。
鉄腕アトムの誕生日にくりまんアトムも誕生!
正面に見える大きなショーケースには常時約30種類もの和菓子が並べられています。看板商品は「くりまんアトム&ウランちゃん」。実はこのお店の近くにアニメ制作会社の手塚プロダクションがあり、かつては故・手塚治虫氏も制作の合間に、こちらへよく甘いものを買いに来たのだそう。
そのご縁から、「鉄腕アトム」の主人公、アトムが作品内で生まれた日でもある2003年4月3日に、白あんと栗のほどよい甘さがマッチした「くりまんアトム」が誕生しました。
2010年には国産小豆を使用したこしあんのウランまんじゅうも誕生。値段はそれぞれ1個260円。手塚プロダクションの人たちも手土産にするためによく買って行くそうです。
店の歴史を見つめ続けている木製のレジは趣たっぷり
店の一角には、先代店主の時代まで使われていた古い木製のレジが、その役目を終えてからも大切に保管されています。
大正14年(1925)の創業当時から高田馬場の同じ場所に店を構えているこちらのお店は、この街の歴史とともに歩んで来ました。そんな高田馬場の移り変わりを、現役のときも、引退してからも、店の中で見つめ続けてきたレジなのです。
この木製のレジは、ところどころ塗装がはがれてはいるものの、その使いこまれた様子が歴史を感じさせ、なんともすてきな味わいを醸し出してします。
御菓子司 青柳の基本情報
住所 | 東京都新宿区高田馬場4-13-12 柳月ビル1F |
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アクセス | JR山手線、西武新宿線「高田馬場」駅より徒歩5分 |
お問い合わせ | 03-3371-8951 |
この記事を紹介した人
東横 みさき
最近ハマっていることはママチャリ笑 行動範囲が広がりました。旅先でもまずレンタサイクルを探してしまいます。
コスパ重視な私は、お財布に優しいスポットを中心にレポートします。ホテルのチェックイン前もチェックアウト後も参考になる情報をお届けできるといいな。