古きよきお茶屋の文化が香る街並みの文化財
ひがし茶屋街
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金沢には茶屋街が3つあり、「ひがし茶屋街」はその中でもいちばん規模が大きく、重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。南北約130m、東西約180mのエリア内の建物も、3分の2が伝統的建造物に指定されています。「木虫籠(キムスコ)」と呼ばれる出格子の美しい街並みを散策しながら、古きよきお茶屋の文化に触れてみませんか?
ノスタルジックな街並みとお茶屋の佇まいがなんとも風流
金沢には3つの茶屋街が存在し、ここ「ひがし茶屋街」は最も規模の大きな茶屋街です。今でも「木虫籠(キムスコ)」と呼ばれる美しい出格子が使われ、街並みはノスタルジックな雰囲気。夕刻になるとお茶屋の提灯に灯りがともり、石畳の道をほんのりとオレンジ色に照らします。
茶屋街と呼ばれるだけに、通りにはお茶屋が軒を連ね、なかでも日本で唯一、国の重要文化財に指定された「志摩」はぜひ訪れてみたいスポット。慎ましくも華やかな和の佇まいに往時のにぎわいが偲ばれます。建物の中には茶房「寒村庵」もあり、和菓子とお抹茶を提供しています。
風情の感じられるスポットはほかにも多数。お茶屋美術館には芸妓が使用した髪飾りやかんざし、数々の工芸品などが保存され、藩政時代のお茶屋文化を今に伝えています。
「ひがし茶屋街」は平成13年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、五木寛之作の『朱鷺の墓』の舞台にもなりました。どこからか聞こえてくる三味線や太鼓の音を聞きながら、たまには着物でのんびり散策し、風流なひとときを味わってみてはいかがですか?
ひがし茶屋街の基本情報
住所 | 石川県金沢市東山 |
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アクセス | 「橋場町」バス停から徒歩6分 |
お問い合わせ | 076-232-5555(金沢市観光協会) |
この記事を紹介した人
東横 みさき
最近ハマっていることはママチャリ笑 行動範囲が広がりました。旅先でもまずレンタサイクルを探してしまいます。
コスパ重視な私は、お財布に優しいスポットを中心にレポートします。ホテルのチェックイン前もチェックアウト後も参考になる情報をお届けできるといいな。