山代温泉は共同浴場も豪華! 「総湯めぐり」へ行こう
山代温泉 総湯 / 山代温泉 古総湯
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スケジュールの詰まった旅だけれど、ほんのひととき温泉で羽を伸ばしたい! でも、温泉宿の立ち寄り湯は、短い時間で楽しむには贅沢すぎてもったいないかも……。
そんな時、フラッと入れて入湯料も手頃な共同浴場なら、手軽に利用できてとっても便利!
実は加賀市の中心、大聖寺駅から電車で20分の山代温泉は、共同浴場もとっても豪華なんです!
開湯1300年のいで湯の街、山代温泉
北陸地方有数の温泉地である山代温泉。開湯したのは約1300年前、さる高僧が霊峰白山へ修行に向かう際に源泉を見つけたとされる、長い歴史を誇る温泉でもあります。
そもそも庶民の湯治場であった温泉は、白山五院の筆頭である「薬王院温泉寺」の建立を機に名湯として全国に知れ渡り、あの戦国武将、明智光秀も湯治のために滞在したといわれます。
山代温泉の温泉宿が並ぶ一帯は、やがて「湯の曲輪(ゆのがわ)」と呼ばれるようになり、今なお20軒もの宿が、日々全国各地からの湯治客を迎えています。
100%源泉の新しい「総湯」
“総湯”というのは、北陸地方の温泉地でいう共同浴場のこと。山代温泉には「総湯」と「古総湯」の2つの総湯があります。
新しい方の「総湯」は、魯山人ゆかりの老舗旅館「旧吉野屋旅館」の跡地に建つ、赤瓦の建物が目印。加水なしの100%源泉にゆっくりつかれるとあって、地元の人たちにも人気のお湯です。
この名湯はもちろん、手書きの九谷焼タイルが壁のあちこちにあしらわれた明るい浴室は、観光客にとっても魅力的な空間。しかもそれが、大人440円と銭湯並みの入場料で味わえてしまいます。
明治時代の入浴法を伝える「古総湯」
「古総湯」は明治時代の共同浴場を復元したもうひとつの総湯です。拭き漆の艶やかな壁と、湯に映りこむ色とりどりのステンドグラスが美しく、むしろモダンな印象さえ覚える空間になっています。
「明治時代のままの入浴を体験できるように」と、古総湯の浴室には洗い場やカランがなく、かけ湯のみで源泉かけ流しのお湯につかるようになっています。
こちらも入場料は大人500円と破格。「総湯」との湯めぐりを楽しむなら、共通料金700円で総湯・古総湯の両方に入場できます。どちらも夜22時まで営業していますから、帰路につく前のひと風呂にもおすすめです。
山代温泉 総湯
住所:石川県加賀市山代温泉万松園通2-1
アクセス:加賀温泉駅から車で約10分
加賀ICから車で約15分
片山津ICから車で約27分
TEL:0761-76-0144
山代温泉 古総湯
住所:加賀市山代温泉18-128
アクセス:加賀温泉駅から車で約10分
加賀ICから車で約15分
片山津ICから車で約27分
TEL:0761-76-0144
山代温泉 総湯 / 山代温泉 古総湯の基本情報
住所 | 石川県加賀市山代温泉万松園通2-1 山代温泉 総湯 |
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アクセス | 加賀温泉駅から車で約10分 加賀ICから車で約15分 片山津ICから車で約27分 |
お問い合わせ | 0761-76-0144 |
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東横 みさき
最近ハマっていることはママチャリ笑 行動範囲が広がりました。旅先でもまずレンタサイクルを探してしまいます。
コスパ重視な私は、お財布に優しいスポットを中心にレポートします。ホテルのチェックイン前もチェックアウト後も参考になる情報をお届けできるといいな。