移動しながら芸術鑑賞! 地下コンコースに出現した美術館
500m美術館
芸術・文化施設
札幌地下鉄大通駅~バスセンター前駅間地下コンコース内500mにわたって続く、駅施設内の通路に設置するギャラリーとしては日本で最長の美術館です。定期的に展示内容が変わるため、札幌にはよく訪れているという方でも毎回新たな作品に出会えます。
500m美術館とは?
札幌は、地下空間が地域の大切なスペースとなっています。その中で、2006年から1月限定でアート作品を展示してきたスペースを常設化し、2011年に完成した500m美術館。駅施設内の通路が展示スペースなので、もちろん観覧は無料です。市民が芸術文化に触れる機会を増やすこと、、札幌で活躍するアーティストの発表の場として、札幌市が運営しています。市民参加型の企画や国内外の有名アーティストの作品展示なども開催されます。開放時間は7:00~22:30。年中無休です。
500m美術館の楽しみ方
「さっぽろアートステージ」の美術部門として展示をしていた500m美術館。常設化にあたり、大通駅とバスセンター前駅に鉄のエントランスを設置しました。特殊な加工で錆仕上げした鉄のエントランスがなんともいい味です。強化ガラスで囲まれた展示空間7つと、10区画のコンポジットパネルで構成され、横に長い空間を生かした展示が展開されています。バスセンター前駅は、ショッピングモール「サッポロファクトリー」の最寄駅。札幌から一駅分、たまには、「通ること」そのものを目的にして、じっくり展示を鑑賞してみるのも良いかもしれませんね!
どんな展覧会が開催されているの?c
500m美術館は、2か月くらいの単位で展示の入れ替えを行っています。北海道のアーティストの発表の場としてはもちろん、道外、また国内外のアーティストの作品を展示。美術館のあり方や芸術文化全体の発信の場としても注目されています。ギャラリーツアーやアーティストのトークイベントなどが開催されることもあります。
また、2013年からは札幌500m美術館賞を創設し、全国から作品プラン、企画プランを募集し、グランプリ展も開催。アート好きの方は要チェックですよ。
500m美術館の基本情報
住所 | 北海道札幌市中央区大通西1~大通東2丁目 |
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アクセス | 地下鉄「大通駅」直結、地下鉄東西線「バスセンター前駅」直結 |
お問い合わせ | 011-211-2314 |
この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?