2016.6.20更新
繁栄し続ける京都の繁華街に昔と変わらぬ姿で残る鎮守社
錦天満宮
散策・モデルコース
公園・名所・史跡
錦市場の東のどんつき、京の街中にありながら、境内には四季折々の花々が咲き、地下約30mから良質な水が湧き出ています。繁華街唯一の鎮守社で、誰もが気軽に立ち寄れる「錦の天神さん」として、人々の幸せを願ってくれています。
学問の神、菅原道真を祀る菅公聖跡二十五拝の第二とされる、由緒は深い天満宮
こちらの天満宮は平安時代前期の11世紀初頭、学問の神となられた菅原道真公(菅公)の生家「菅原院」に創建されました。菅公薨去の後、菅原院は「歓喜寺」という寺名に改称。錦天満宮はこの歓喜寺に由来。そして、「歓喜光寺」の創建から274年後、豊臣秀吉の都市計画によって、時宗四条道場としても有名な「金蓮寺」の敷地に移転。以後400年余、「錦天満宮」として同地に鎮座しています。
全国にある天満宮といえば、大概大きな神社ですが、ここはこぢんまりとした小ぶりな神社。敷地の関係からか、鳥居の端も横の建物の壁に突き刺さっていたりします。そんなところもユニークですが、本体はれっきとした天満宮。学問成就、合格祈願のご利益をはじめ、京都のパワースポットのひとつとして、多くの観光客が訪れます。
周辺は河原町の新京極通りという繁華街。河原町散策やショッピングの合間に立ち寄って見てはいかが?
錦天満宮の基本情報
住所 | 京都府京都市中京区新京極四条上る中之町537番地 |
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アクセス | 阪急京都線「河原町」駅より徒歩6分 京阪本線「祇園四条」駅より徒歩5分 |
お問い合わせ | 075-231-5732 |
この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?