変身スタジオ ゲイシャカフェ周辺の観光スポット情報 - ホテル・旅館の宿泊予約なら【NAVITIME Travel】

誰にもある変身願望。それを満たしてくれるのが、いわゆる「コスプレ」なのかも。でも、ここで紹介するのは、アニメやビジュアル系バンドのコスプレではありません。江戸時代の芸者や大奥、侍などに変身できる、本格的なスタジオなんです。変身した自分の姿を写真に撮ってもらい、友だちや同僚を驚かせちゃうのも一興！

プロ御用達のかつら店がプロデュース

スタジオは、その名も「変身スタジオ ゲイシャカフェ」。都営新宿線森下駅から徒歩3分ほどのところにあります。１階がメイク室で、３階が撮影スタジオ。２階は、この「ゲイシャカフェ」をプロデュースしている「太陽かつら店」の事務所に。
実はこの「太陽かつら店」、明治座専属のかつら店で、舞台や映画などに出演する俳優さんのかつらを手掛けている、いわばホンモノ中のホンモノ。その技術と、本格的なかつらや衣装を使って変身させてくれるのが、ゲイシャカフェのすごいところ。
メイク室に置いてあるアルバムを見てびっくり！ こんなに本格的な変身なんだ……。数時間後の自分の姿を想像し、ドキドキしてしまいました。

プライベートな空間でプロがメイクしてくれる

メイク室にずらっと並ぶかつらの数々。なかにはアンティークのかんざしがついた高価なものも。最近は浅草や京都あたりにも、芸者さんに変身させてくれるスタジオがありますが、かつらも衣装も、それらと比べるとクオリティーの差は歴然。
私はナチュラルメイクをお願いしたので、一般的な（もちろんプロの）メイクさんでしたが、「白塗り」と呼ばれる和化粧は、本職の「顔師」さんが施すのだとか。まさに俳優さんと同じメイクなのです。
３階へ上がって撮影タイム。写真は、プリントだけでなく、CD-ROMに撮影したものすべてを入れて渡してくれます。遊び気分でおどけたポーズをとった写真もあるので、友だちに見せる楽しみが倍増です！

ほかではちょっと体験できない、東京のいい思い出

帰る前に、代表の奥山さんに少しお話をうかがってみました。「ゲイシャカフェ」を始めたのは20年ほど前のことなんだとか。そもそものきっかけは、婚礼などでかつらをかぶる人を見るけれど、たいていの場合、むしろあまり美しく感じられないと思ったこと。かつらのプロとして、本来のかつらのよさ、美しさを理解してもらいたいとの気持から始めたそうです。
「ゲイシャカフェ」という名前は外人受けしそうだなと思いましたが、実際、お客さんの多くは外国人旅行客。でも、婚礼や成人式のために撮影する人も結構いるそうです。なかには女形変身のお客さんも！ 「変身願望、極まれり」ですね。逆に、女性が男の侍姿になるのも楽しいかしら…。

変身スタジオ ゲイシャカフェの基本情報

住所	東京都江東区森下2-21-4
アクセス	都営新宿線・大江戸線「森下」駅A4出口より徒歩3分
お問い合わせ	03-3846-7616

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