2016.6.18更新
上方落語の殿堂として半世紀ぶりに復活。演芸ファンが押し寄せる
天満天神繁昌亭
体験・アミューズメント
エンタメ
芸術・文化施設
上方落語唯一の寄席の定席として60年ぶりに復活したのが、「天満天神繁昌亭」です。昼間は週替わり、夜は日替わりで、大阪のお笑いが満喫できる場として、大入り満員が続いています。
売れっ子落語家らの出演のほか、漫才やマジックも
日本三大祭りのひとつ、テンツクテンツクのお囃子で知られる天神祭りの舞台となる大阪天満宮の裏に「天満天神繁昌亭」はあります。季節の草木で出迎える入り口横には、伝説の落語家・初代桂春團冶が乗った人力車を復元して展示。軒先をぐるりと取り囲んでちょうちんが並び、かつての寄席小屋のイメージが印象的です。
桂三枝(現・6代桂文枝)の提案が始まりで、平成18年(2006)9月のオープンでした。今や上方落語協会のテレビでおなじみの超売れっ子から、若手の落語家までが次々に出演しており、切符が取りにくいこともしばしば。216席とこぢんまりとしている分、ヒノキ舞台の噺家の息遣いまで手に取るよう。
天井にもちょうちんがびっしり吊るされ、外の軒先にあるものと合わせて約1,500個。それぞれに建築費を寄付した人たちの名前が書かれています。落語のほか、漫才、マジックなどの色物芸もあります。本場芸事の街で落語を聴いてみるのも楽しそうですね。
天満天神繁昌亭の基本情報
住所 | 大阪府大阪市北区天神橋2-1-34 |
---|---|
アクセス | 市営地下鉄御堂筋線「南森町」駅より徒歩3分 JR東西線「大阪天満宮」駅より徒歩3分 |
お問い合わせ | 06-6352-4874 |
公式サイト | http://www.hanjotei.jp/ |