江戸時代から現代まで、時代の変遷を楽しく学べる
江戸東京博物館
体験・アミューズメント
芸術・文化施設
両国国技館の後方にそびえる「江戸東京博物館」では、江戸から現代までの歴史と文化を楽しみながら学べます。高床式の「倉」をイメージした建物は、東京ドーム約2.4倍という壮大さ。特別展と常設展の両方を見るなら、和風のカフェやお土産どころで休憩を挟んでの観覧がおすすめ。2014年3月の開館22周年を期に常設展をリニューアルし、さらに見どころが満載です。時空を超えて400年の時間旅行に出かけてみては!
日本橋を渡って江戸時代へタイムスリップ!
広大な館内は効率よく回ることがポイント。特別展示室ならば1階へ。常設展示は建物に向かう階段を上がり(チケット売り場あり)、長いエスカレーターの頂点、6階が入り口です。
実物大(長さは北側半分)に復元した五街道の出発点「日本橋」を渡れば、そこはもう江戸時代。吹き抜け空間のため、5階の展示を一望する橋からの眺めは圧巻!
6階の縮尺1/200で再現した巨大な御殿建築はまさに豪華絢爛。江戸の大名屋敷や「寛永の町人地」「幕末の江戸城一本丸・二本丸御殿」と、3つの模型が並ぶさまに、思わず夢中で見入ってしまいます。
大型模型や体験型展示で江戸ゾーンをリアルに体感
5階に下りたら、まずは「江戸ゾーン」の「E2町のくらし」へ。順を追うことで、より理解が深まるとのこと。部屋を拡大した実寸大の「棟割長屋」は、町人の生業や暮らしぶりが身近に感じられる造りに。
「江戸の商業」では、天秤棒を実際に肩に担げる棒手振体験などが人気。
「江戸の四季と盛り場」をはじめとする緻密な模型も江戸ゾーンの大きな見どころです。双眼鏡からのぞく人形の細やかな表情に、思わずため息。
後半を盛り上げるのは日本の伝統芸能、歌舞伎を紹介する「芝居と遊里」エリア。特に「助六の舞台」や芝居小屋の模型は必見! 驚きの仕掛けが飛び出す「東海道四谷怪談」は観てのお楽しみ。
文明開化から現代の東京まで。リアルな展示が胸に迫る「東京ゾーン」
日本の近代から現代までを知る「東京ゾーン」は「文明開化の東京」から。床下からのぞく「鹿鳴館」、街の様子を復元した「ニコライ堂」や「銀座煉瓦街」の精緻な模型にとにかく感動!
五感に訴えかけてくる展示資料で、産業革命時代から関東大震災、大空襲、戦後に至るまでの日本を疑似体験することができるでしょう。2010年まで拡大された「東京の10年を知るコーナー」では、時代の変化を追う流れに。当時の給食やCM動画には、誰もがふと懐かしさを覚えるはず。
このスポットが掲載されているまとめ
江戸東京博物館の基本情報
住所 | 東京都墨田区横網1-4-1 |
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アクセス | JR総武線「両国」駅西口より徒歩3分 都営地下鉄大江戸線「両国」駅A4出口より徒歩1分 |
お問い合わせ | 03-3626-9974 |
公式サイト | https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/ |
料金 | 一般:600円/大学生・専門学校生:480円/高校生・中学生・65歳以上:300円 |
営業時間 | 9:30~17:30 (土曜日は9:30~19:30)入館は閉館の30分前まで |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。