毎年仕事始めに3,000社の企業が訪れる仕事運アップの神様
神田明神
定番
公園・名所・史跡
毎年、初詣や神田祭りがニュースに取り上げられることで知られている神田明神。商売繁盛、縁結びの神様として広く知られています。かつては「江戸総鎮守」として江戸幕府の手厚い庇護を受け、現在では神田、日本橋、秋葉原、大手町、丸の内、旧神田市場、築地魚市場など、108町会の総氏神様として、広く崇敬されています。東京のパワースポットとしても有名です。
神田神社ってどこの神社?
神田明神は、天平2年(730)に創建された1300年近くの歴史を持つ神社です。江戸時代初めに現在地に遷座してからも400年が経ちます。
1923年(大正12年)の関東大震災で社殿が焼失しましたが、昭和9年(1934)に当時としては画期的な鉄骨鉄筋コンクリートで再建。そのおかげで太平洋戦争時の東京大空襲でも戦火の難を逃れました。
ところで「明神様」と呼ばれている神田明神ですが、実は正式名称が「神田神社」というのを知っていますか? 神田明神は江戸時代までの名前で、明治になって改称されました。未だに神田明神という名称が使われていることからも、江戸時代より庶民から深く親しまれていたことが分かります。
関東の守り神、平将門公を祀る
神田明神には、縁結びの「だいこく様」、商売繁盛の「えびす様」、除災厄除の「まさかど様」と、それぞれの神様が祀られています。まさかど様とは、承平5年(935)に朝廷に対して関東で反乱を起こした平将門公のことです。
反乱は天慶3年(940)に鎮圧され、京で首がさらされました。しかし、その首は3日後に飛び立ち、落ちた場所が千代田区の「平将門の首塚」の場所と伝えられています。首塚周辺で天変地異が頻発したことで、延慶2年(1309)に近くの神田明神に将門公の御霊を奉祀しました。
その後、戦国武将たちから崇敬され、徳川家康も関ヶ原の合戦の戦勝祈願を行ない、江戸時代には幕府が尊崇する神社となりました。
SNSで積極的に情報を発信
歴史ある神田明神ですが、意外にもツイッターやフェイスブック、LINEなどのSNSで積極的に情報を発信しています。興味のある人はぜひチェックしてみてください。2015年の神田祭では、人気アニメ「ラブライブ!」とコラボしたり、LINEスタンプも販売しています。
会員登録無料のモバイルサイトでは、今日の運勢や今日の相性、メンバーズルーム、オンラインショップなどが利用できます。また、遷座400年を記念し、マスコットキャラクター、江戸っ子「みこしー」も登場しました。
このスポットが掲載されているまとめ
神田明神の基本情報
住所 | 東京都千代田区外神田2-16-2 |
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アクセス | JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅聖橋口より徒歩4分 東京メトロ丸ノ内線「御茶ノ水」駅出入り口2より徒歩5分 東京メトロ丸ノ内線「新御茶ノ水」駅B1出口より徒歩5分 東京メトロ銀座線「末広町」駅3番出口より徒歩5分 |
お問い合わせ | 神田明神:03-3254-0753 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。