見るだけでも楽しい、切手の世界へといざなわれる
切手の博物館
ショッピング
芸術・文化施設
約35万種の切手を所蔵する国内でもめずらしい郵便切手の博物館。世界的にも著名な切手収集家、水原明窓(みずはら・めいそう)が私財を投じ設立。日本のみならず外国の切手が揃い、封筒類や切手関連図書も充実しています。切手コレクター向けのマニアックな展示内容だけでなく、おもしろ切手の企画展やお宝切手、切手雑学に関する展示もあり。ショップでは世界の切手を購入することもできます。
たくさんの絵柄の切手にドキドキわくわく
初めて訪れる人がまず驚くのが、200円の入館料を切手で支払うことができること! さすがの一言です。そうして中に入ると、1階の展示室では、企画展が行われています。3カ月ごとにテーマを決めて、約1,000点が紹介されます。昆虫の切手だけを集めたり、コーヒーとお茶に関する切手を取り揃えたりと、テーマはさまざま。ひとつのテーマで、こんなに違う絵柄があるのかと驚かされます。
イベントスペースとなっている3階では、夏休みやクリスマスに特別展を開催しているほか、随時さまざまなイベントが行われています。古切手でつくる切手はり絵体験も人気です。
日本初、世界初の切手も見逃せません!
2階は、郵便関連の書籍が充実している「専門図書室」。歴史的に貴重な切手や資料が揃っています。
特に要チェックなのが「竜文切手」。これは明治4年(1871)に日本で一番最初に発行された4種類の切手のこと。銅板を手で掘るエッチングという方法で切手の原版がつくられたため、手彫り切手とも呼ばれています。
現在は、4枚揃って数十万の価値になるのだとか! 日本だけでなく、1840年にイギリスで、世界で初めて発行された切手、「ペニーブラック」も展示され、どちらも必見です。
世界の切手や切手をモチーフにしたグッズを土産にいかが?
館内の「スーベニア・コーナー 」では、2014年4月の消費税増税後すでに懐かしの切手となりつつある80円と50円切手がクリップになった「切手クリップ(ヤマセミ/メジロ)」を販売。ほかにも、世界最初の切手が描かれた「ペニーブラックコースター」などが販売されています。収集心をくすぐるオリジナルグッズが並び、絵ハガキや外国切手もずらり。
さらに、お土産は入場無料エリアの「ミュージアム・ショップ」でもゲット可。世界各国の新発行切手や日本の切手を扱い、見ているだけでも楽しめます。珍しいウミウシの切手などがあり、切手専用アルバムやピンセットなど切手収集グッズも手に入ります。
切手の博物館の基本情報
住所 | 東京都豊島区目白1-4-23 |
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アクセス | JR山手線「目白」駅より徒歩3分 JR山手線、東京メトロ東西線、西武新宿線「高田馬場」駅より徒歩7分 東京メトロ副都心線「雑司が谷」駅より徒歩13分 |
お問い合わせ | 03-5951-3331 |
この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?