この本屋では、読書も仕事も昼寝も部活もなんだって自由
東京天狼院(旧店名:天狼院書店)
ショッピング
芸術・文化施設
コンパクトな空間に本棚が並べられ、店内にはアンティーク調のイスやテーブル。その場にある本だけでなく、自分で持ち込んだ本も読める、本好きにはたまらない幸せ空間。もちろん書店なので購入も可能です。カフェメニューがあって、ドリンクを飲みながらの読書もOK。仕事をしてもよし、昼寝をしてもよし。読書会などのイベントも開催されるほか、お客と店員による部活もある、とにかくなんでもありの不思議な本屋さんです。
3つのコンセプト書棚には旬の本や専門家厳選の書が揃う
店内には「黒船来航」「天狼院BASIC」「天狼院マスターズ」の3つの本棚を設置。
黒船来航は、いま旬の本がレパートリー広く置かれています。天狼院BASICは基礎的な教養を養うための、ビジネス書の定番や岩波文庫の小説などが並びます。天狼院マスターズは、さまざまな分野の専門家が厳選した専門書や教本、資格本が揃っています。
大きな書店ではたくさんの専門書が並び、どれを買うか悩んでしまいますが、ここなら選びやすく、意外と珍しい本にも出会えるかも。本を選んだ専門家による勉強会も店内で開いています。
本格コーヒーを味わいながらのコタツ読書は、抜け出せなくなること間違いなし
店内にはカフェスペースがあり、ソフトドリンクはすべて350円。18時以降はアルコールも提供されます。ひきたて豆を使用したコーヒーは本格的と評判。ドリンクを注文すれば、電源とWi-Fiが無料で使えるので、ここで仕事をすることも可能です。
サラミとモッツアレラのパニーニ(600円、写真左下)、チーズ、コンソメ、プレーンの3種の味が選べるポテト(350円、写真右上)などフードメニューも充実。
一段高くなった畳のスペースはイベント時には舞台となり、冬はコタツ、夏には冷やしコタツが設置されています。当初は単なるオブジェのつもりだったのが、居心地のよさからコタツから出られなくなる人が続出中なのだとか。
本の知識を体験するための部活動も大人気
自分のおすすめ書籍を置けるコーナーが天狼院BOX。同店での本の購入上位者が、選書権を1カ月間もらい、自分の好きな本を多くの人にプレゼンするというユニークなしくみ。36個の棚には選んだ人の個性があふれた本が並びます。
珍しいのは部活があること。カメラ好きの客と店員が集まり、プロカメラマンに教えてもらいながら活動するフォト部のほか、雑誌編集部や英語部などがあり、HPから参加申し込み可能です。
本を売るだけでなく、その先のライフスタイルを提供する、『リーディングライフの提供』が同店のコンセプトだとか。そのためのさまざまな「本を通した体験」が用意されているので、興味がある部活などに参加してみては。
このスポットが掲載されているまとめ
東京天狼院(旧店名:天狼院書店)の基本情報
住所 | 東京都豊島区南池袋3-24-16 |
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アクセス | JR各線、東京メトロ各線、西武線、東武線「池袋」駅東口より徒歩12分 |
お問い合わせ | 03-6914-3618 |
この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?