東京の真ん中で四季の移ろいを満喫できる大庭園
新宿御苑
定番
散策・モデルコース
公園・名所・史跡
新宿駅南口から徒歩10分。「新宿御苑」は広さ58.3ヘクタール、周囲3.5kmの大庭園。もともとは信濃高遠藩主内藤家の下屋敷があった場所ですが、その後、皇室の庭園となり、第二次大戦後に国民公園として一般公開されました。日本初の近代西洋式公園として、現在は多くの人々が集う“都会のオアシス”になっています。春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と四季折々の景色が美しく、数多くの外国人観光客も訪れます。
園内をピンクに染める1000本を超える桜
新宿御苑は桜の名所としても知られ、2月の寒桜を皮切りに、3月上旬は河津桜、3月下旬には一重咲の山桜やソメイヨシノ、4月になると八重咲のカンザンなど、約3カ月かけて約65種1,100本の桜が咲き乱れます。日本全国に桜の名所は数々あれど、この時期に東京に出かけて時間に余裕があるならば、ぜひ新宿御苑は訪れたいもの。満開のときはもちろん、桜吹雪の時期はより情緒豊かな桜が楽しめますよ。
ただし、御苑内は酒類の持ち込みや遊具類の使用を禁止しているので、お花見で宴会しようなどとは思わないこと。ゆっくり散策を楽しむことを目的に、春には開花情報をチェックし桜を愛でに出かけましょう。
日本庭園と西洋の庭園様式が巧みにマッチ
園内は大きく4つのエリアに分けられ、ゆるやかな池の流れに沿った日本庭園の茶室では点出し(たてだし)の抹茶も楽しめます。
新宿御苑の代名詞ともいえるのは、開放的な景色が広がる英国風景式庭園。芝生に座って見上げると眼前に高層ビルが。こんな都会の真ん中で豊かな自然に囲まれるなんてとても贅沢ですね。
バラ花壇を中央に配したフランス式整形庭園は、ロマンチックな雰囲気がデート向き。また、子どもたちが自然と触れ合えるようにとつくられた母と子の森では、年間を通じて親子自然教室が開催されています。
休園日:毎週月曜(祝日の場合は翌平日)、12/29〜1/3
特別開園:3/25〜4/24、11/1〜11/15(期間中は無休)
このスポットが掲載されているまとめ
新宿御苑の基本情報
住所 | 東京都新宿区内藤町11 |
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アクセス | 東京メトロ丸の内線「新宿御苑前」駅1出口より徒歩5分 東京メトロ丸の内線・副都心線、都営新宿線「新宿三丁目」駅E-5出口より徒歩5分 JR各線、京王線、小田急線「新宿」駅南口より徒歩10分 |
お問い合わせ | 03-3350-0151(新宿御苑サービスセンター) |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。