テレビで知る大物にも会えるかも!? 新宿で今なお健在の老舗寄席
新宿末廣亭
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明治30年創業の老舗寄席。都内の寄席で唯一の木造建築を誇る末廣亭は、伝統を残した趣のある風情が特徴。飲食店などで賑わう新宿三丁目の一角で、日本の伝統話芸である落語に親しむのも一興。その楽しみ方をちょっとご紹介しましょう。
基本、全席自由席! 一度入れば丸1日楽しめる
寄席では、その月の1日〜10日を“上席”、11日〜20日を“中席”、21日〜30日を“下席”と呼び、毎月10日ごとに出演者と演目が入れ替わります。落語のほかにも“色物”と呼ばれる漫談、コント、曲芸など、多彩な出演者が入れ替わり立ち替わり登場し、時間が経つのがあっという間。
特別興行以外は全席自由席で、さらに昼と夜での入れ替えもなく、一度入れば丸1日いることができるんです。ちなみに、通常入場券は当日券のみ。再入場はできないので、先に食事を済ませるか、売店でお弁当やお菓子、飲み物を買うといいですね。ただし、楽しい席ではついついお酒が飲みたくなりますが、会場は飲酒禁止なのでご注意を!
土曜の夜は二ツ目の「深夜寄席」
毎週土曜の夜9時半から、若手の二ツ目による深夜寄席が開催されています。木戸銭はリーズナブルに500円。こんな低料金で4人の落語が聴けるとあって、行列ができることもあるそう。
ところで、この深夜寄席の運営はすべて二ツ目の落語家さんが自分たちでが行い、集金や行列の整理なども当日出演するご本人が担当します。真打に負けず劣らずのフレッシュな落語をワンコインで楽しめるというのも、深夜寄席の魅力のひとつです。
コレは押さえておきたい! 新宿末廣亭のオリジナルグッズ
自分用としてはもちろん、おみやげにしてもいいのが末廣亭オリジナルグッズ。末廣亭の紋と格子柄を染め上げた「注染手ぬぐい」や、海外からのお客さんにも人気の高い「はっぴ型手ぬぐい」、京都の職人手づくりの「扇子」や本格弓張り「提灯」など、末廣亭ならではの粋なグッズが並びます。
落語を聴いて笑った後は、楽しい思い出をグッズとともに持ち帰ってね。
このスポットが掲載されているまとめ
新宿末廣亭の基本情報
住所 | 東京都新宿区新宿3-6-12 |
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アクセス | 都営新宿線、東京メトロ丸ノ内線・副都心線「新宿三丁目」駅C3出口より徒歩1分 |
お問い合わせ | 03-3351-2974 |
この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?