レトロ紙芝居で昭和へタイムスリップ!
自転車紙芝居 源吾朗
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娯楽の少なかった戦後の日本で、子どもたちに大人気だった街頭紙芝居。そんな団塊世代には懐かしい紙芝居を、いまでも続けている「Mr.紙芝居」源吾朗さん。週末になると浅草寺のすぐ西にある「雷5656茶屋」の向かいに自転車で現れ、参拝帰りの人々を前に、昔ながらのスタイルで紙芝居を披露しています。
世界にも認められた日本のエンタテインメント!
週浅草を本拠地に、源吾朗さんは土日の午後1時から紙芝居を披露している。場所は浅草寺境内や浅草寺本堂から西に向かった「奥山おまいりまち」のすぐ左手だ。
物語は鉄板の「黄金バット」のほかに、「ももたろう」「かさじぞう」「やまんば」など日本の昔話を揃え、なんとEnglish Versionの紙芝居まで。
聞けば源さん、これまでにアメリカ、メキシコなど実に18カ国で紙芝居を上演しているんだそう。モンゴルでは毎年招待され、紙芝居公演を行っているほど。国内ではなかなか見られなくなったどっぷり昭和の娯楽が海外でウケているなんて、日本のエンタテインメントはなんて奥が深いのだろう。
斬新! 源吾朗の3D紙芝居!
この日、披露されていたのは昭和の紙芝居の定番「黄金バット」。流れるような、それでいて抑揚の効いた語りで、集まった人たちがぐんぐん物語に引き込まれていく。
そして、いよいよクライマックス! 黄金バットが捕らわれた少女を助けに空を飛ぶ。するとここで突然、源さんが、右手に持っていた扇子をパッと広げる! パタパタと紙芝居を仰ぐ源さん。実はこの技こそが源吾朗の紙芝居のオリジナル。その名も「3D紙芝居」なのだ!
老いも若きもいまだに楽しめる伝統の紙芝居。週末、浅草を訪れる機会があったなら、ぜひ源吾朗劇場をご観覧あれ。
このスポットが掲載されているまとめ
自転車紙芝居 源吾朗の基本情報
住所 | 東京都台東区浅草2 |
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アクセス | つくばエクスプレス「浅草」駅より徒歩3分 東武伊勢崎線、東京メトロ銀座線「浅草」駅1番・8番出口より徒歩6分 都営浅草線「浅草」駅A4出口より徒歩8分 |
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この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?