御堂筋沿いに佇む古社。古式ゆかしい年中行事も興味深い
難波神社
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大都会大阪まん中に、古式ゆかしい神社があります。季節になると、花菖蒲の花が咲き誇る難波神社の創建は、何と1600年以上前。ちょっと驚きですね。この神社では、年間を通じてさまざまな神事が行われています。これらのイベントは見学が自由。街の人にも長く親しまれています。
古い時代の趣きを今に伝える。アヤメの絵が入ったご朱印もひそかな人気
難波神社は今から1600年以上も昔の405年、反正天皇が仁徳天皇を偲んで上難波の地(現在の河内松原市あたり)に創建したといいます。その後、豊臣秀吉が大阪城を築城したときに今の場所に移され、明治8年(1875)には現在の社名になりました。
鳥居をくぐって境内に入ると、正面に目に入るのは赤い稲荷神社。今も「博労町のおいなりさん」として親しまれていますが、稲荷信仰が大流行していた江戸時代には、本社よりも境内の末社であるこのお稲荷さんのほうが有名だったとか。金運を呼ぶパワースポットとして、今も多くの人が参詣にやって来ます。
また、都会の真ん中にあるにもかかわらず、大阪市の指定保存木の第一号となった楠の大木など、緑も爽やか。ビル群の中でこうした巨木の緑に触れると、やはりホッとするものですね。
庭には菖蒲が植えられています。花菖蒲は神社の御神紋。毎年6月には境内で育った花菖蒲をご神前に供える神事も行なわれており、この花菖蒲が描かれたごカラフルな朱印も人気があります。
難波神社のご利益は、商売繁盛、五穀豊穣、家内安全など。近くに来たときは立ち寄ってみてはいかが?
難波神社の基本情報
住所 | 大阪府大阪市中央区博労町4-1-3 |
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アクセス | 市営地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅、市営地下鉄御堂筋線「本町」駅よりそれぞれ徒歩5分 |
お問い合わせ | 06-6251-8000 |
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NAVITIME Travel編集部
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