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2016.7.11更新

客席を兼ねた「釣り船」から巨大生簀の魚を釣ってその場で調理

釣船茶屋ざうお難波本店

体験・アミューズメント
グルメ

これは何ともめずらしい。大阪のど真ん中で釣りができて、さらに釣った魚を捌いてくれて、その場で食べられる。それが「釣船茶屋ざうお難波本店」です。店内は広々ゆったりし、テーブル席や座敷席などが380席も。客席を兼ねた中央の「釣り船」の下は、鯛や平目が泳ぐ巨大な生け簀になっていて、席から釣りを楽しめるという趣向。今やアジア圏の観光客にも大受け、連日賑わっています。

釣りができる大箱居酒屋は大阪唯一

「こんな大きなキャパで、釣りができる居酒屋というのは大阪で唯一でしょう。客層は幅広いですよ。子どもさん連れの方もいて、多くの方に喜んでいたいています」とホール長。毎日約200匹もの魚が泳ぎ、生け簀にはほかに伊勢エビやサザエなども。
釣った魚は、板前さんがその場で調理してくれます。しかも、調理法は活き造りから塩焼き、揚げ物までお好みで選べるんです。自分で釣った魚は、なんだか美味しさも違うような気がしてくるから不思議。釣れると太鼓が鳴り、お店のスタッフたちが一本締めで盛り上げてくれる演出も楽しく、ついテンションが上がってしまいます。

魚の種類に応じたエリア別で釣り三昧

生け簀は鯛や平目、アジなど、魚の種類によってエリア分けされています。108円で餌を購入したら、あとはひたすら釣りタイム。伊勢エビやサザエは引っ掛けて釣り上げます。なんだかゲームセンターのUFOキャッチャー気分ですね。
意外に、釣りのベテランほど釣れなかったりするのもご愛嬌。でも、釣れなくてもちゃんとメニューで注文できるから大丈夫です。
刺身盛り合わせの「風」が1,280円、名物の鯛茶漬けや鯛釜飯が780円と、比較的リーズナブルな価格も嬉しいポイントです。

海外からのお客も多く、外国語対応スタッフがスタンバイ

最近はインバウンドによるお客が増え、外国語のメニューも備えられています。外国語対応スタッフ（英語、韓国語など）もスタンバイしているので、海外からのゲストを接待する向きにもこのお店は好適。
「HPで海外から予約できるシステムになっていて、１日30件くらい予約があったりします」とホール長。海外の人と交流するチャンスがあるかも。
店内は、釣竿片手のお客から賑やかな声が上がり、太鼓も鳴り響いたりして、まるで「竜宮城」のような雰囲気。釣りをしながらお酒と料理が満喫できる、まさにエンタメ系居酒屋。
「釣りなんか面倒くさい」という人には、半個室的な席でゆっくりすることもできます。

釣船茶屋ざうお難波本店の基本情報

住所	大阪府大阪市中央区日本橋1-1-13 ホテルサンルート大阪なんばB1F（旧ワシントンホテル）
アクセス	市営地下鉄堺筋線・千日前線、近鉄奈良線「日本橋」駅6番出口より徒歩2分
お問い合わせ	06-6212-5882