くつろぎの空間で、最上級の宇治茶を味わう日本茶専門店
結音茶舗
定番
グルメ
日本のお茶で最も古い歴史を持つ宇治茶。その最上級品を30種類以上も揃えているお店が「結音茶舗」です。湧き水を鉄瓶を使って沸かし、それぞれの茶葉の美味しさを最大限に引き出す方法でお茶がいただけます。店内は‟おばあちゃんち”に帰ってきたようなくつろげる空間。18時以降の夜の部では、お茶を使ったカクテルも楽しめます。
ダシを飲んでいるような、濃厚な旨味のお茶
こちらでは宇治の煎茶、冠茶、玉露を多数取り揃え、特上のほうじ茶も扱っています。今回いただくのはオススメの冠茶。
茶葉が入った急須には、鉄瓶で沸かして少しさましたお湯が注がれています。8分待って、最後の一滴まで湯飲みに注ぎます。お茶はこの一滴においしさが凝縮しているそうです。
太陽光を一週間ほどさえぎって育てた冠茶。苦みは少なく、濃厚な香りと旨味があって、まるでダシを飲んでいるようです。
そして18時を過ぎていれば、2煎目以降に、ちょっと趣向の変わった独特の味わいが楽しめますよ。お湯でお茶をいれ、氷で冷やし、お酒を合わせてカクテルにしてくれるんです。少々時間がかかりますが、くつろぎながらのんびり待ちましょう。
ノスタルジックな店内と、お茶のカクテル
内装は店主の山岡勇祐さんが「おかえりおばあちゃんち」というテーマで厳選したもの。趣のある手づくりの床や、ちゃぶ台、囲碁盤などが間接照明で照らされ、ノスタルジックな世界にひたれます。ひとりで数時間すごすお客さんも珍しくありません。
お茶を使ったカクテルは、はじめに選んだ茶葉によってつくれるものが違います。今回は、梅酒ベースの「彩露」をオーダー。ハッカや桜の葉の香りもして、フルーティーで後味はさわやか。
肴は3煎目以降に食べられる、お茶をいれたあとの茶殻です。まだしっかりと旨味が残り、歯ごたえもあって、醤油をかけると上品なおひたしになります。これを使った「卵かけほうじ茶ごはん」も絶品ですよ。
結音茶舗の基本情報
住所 | 大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-22 OSKビル 4F奥 |
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アクセス | 市営地下鉄中央線・御堂筋線・四つ橋線「本町」駅12番出口より徒歩2分 市営地下鉄中央線・堺筋線「堺筋本町」駅11番出口より徒歩4分 |
お問い合わせ | 06-4963-3120 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。