昭和28年の創業以来、看板を守り続ける老舗たこ焼き屋
うまい屋
グルメ
梅田からもほど近い天五中崎通商店街は、「おいでやす通り」と呼ばれ、レトロさと新しさが混じり合った今注目のスポット。昭和28年の創業以来、ここで地元の人たちから愛され続けてきたたこ焼きの老舗が「うまい屋」です。店の前で焼くたこ焼きの香りに誘われて、今日もお客さんが絶えません。さあ、どんなお店か、覗いてみましょう。
お持ち帰りか店内で食べるか、ソースの「あり」「なし」もチョイスできる
創業当時から掲げている大きなタコの看板の下には、なつかしい屋台のようなものが。ここで10年以上たこ焼きを焼いているのは4代目のご主人です。
熱がよく伝わる銅の金型に、ダシで溶いた粉を流し込み、黄色い天かすや紅しょうが、ぶつ切りのタコを入れて焼き上げます。熱が伝わりやすい反面、火加減が難しく、ご主人はその日の気温や湿度によって微妙に炎を調節します。
その横で立ち働いているのはご主人のお母さん。一人前8個のたこ焼きを注文すると、「ソースはどうしましょう?」と聞かれます。ソースもいいですが、ここは「なし」でいきましょう。出来上がったたこ焼きをのせた「船」を持って、さあ、店内へ。
なつかしい雰囲気に浸りながら、たこ焼きとビールに舌つづみ
店内には天井近くにテレビがあって、壁には手書きのメニュー表。コーヒー牛乳やサイダー、ビールもたこ焼きによく合いますよ。
丸椅子に腰かけて、焼き立てのたこ焼きをほおばります。表面はカリッ!中はトロッとした幸せな食感。カツオベースの出汁が決め手の生地は、そのままでも美味しくいただけます。
ついつい全部食べてしまいました。忘れていましたが、テーブルの上の甘辛いソースをかけると味が変わって二度楽しめるんです。皆さんは、どちらも楽しんでみてくださいね。
うまい屋の基本情報
住所 | 大阪府大阪市北区浪花町4-21 |
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アクセス | 地下鉄堺筋線・谷町線、阪急千里線「天神橋筋六丁目」駅より徒歩2分 |
お問い合わせ | 06-6373-2929 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。