ここが大阪名物“たこ焼き”発祥の店
会津屋 梅田店
グルメ
大阪の味として知られるたこ焼きは、今では日本全国どころか海外でも人気を博しています。世界規模でファンが増え続けているたこ焼きも、元をたどれば明治40年に創業した大阪の「会津屋」に行き着きます。現在でも営業を続けるこちらのたこ焼きは、多くの人が見慣れているのとは、ちょっと違ったスタイル。たこ焼き発祥の地で愛され続ける元祖の味を、梅田店からご紹介しましょう。
「究極の和風ダシ」が効いた、たこ焼きの元祖
かつて、小麦粉の生地に牛肉などを入れて丸く焼いた「ラジオ焼き」が、子どものおやつとして知られていました。その具材としてタコを入れ、たこ焼きと名付けたのが、ここ会津屋の創業者なんです。昭和10年(1935)のことでした。
それから、80年以上も同じスタイルを守り続けているたこ焼きは、とってもシンプル。生地に青のりや紅しょうがを加えないばかりか、ソースやマヨネーズもかかっていません。醤油と合わせた秘伝のダシの旨味がしっかりと効いているからです。
1人前が12個もあるのは、ひとつがちょっと小ぶりだから。ビール片手につまめるのが、当時からのスタイルなんです。こちらのたこ焼きはお酒にも合うんですよ。
ビール片手に味わうのが伝統的なスタイル
オフィスビルが立ち並ぶ大阪駅からほど近い梅田店には、多くのビジネスマンが訪れます。ビール片手にたこ焼きをつまむ人も少なくありません。商業の街で生まれたたこ焼きの原風景が、今もここで息づいています。
たこ焼きとビールにプラスして“酢だこ”もおすすめ。酢だこ用に厳選したというタコはやわらかく、二杯酢の酸味とタコの食感でさらにビールがすすみます。醤油の風味とダシの旨味が効いたたこ焼きにも、合わないはずがありません。
大阪に来たら、仕事終わりに元祖のたこ焼きで一杯、というのも粋ですよ。ほかにも酢だこをはじめ、お酒がすすむメニューが揃っているので、くれぐれも飲み過ぎには注意してくださいね。
会津屋 梅田店の基本情報
住所 | 大阪府大阪市北区梅田3-2-136 梅三小路内 |
---|---|
アクセス | JR各線「大阪」駅桜橋出口より徒歩1分 地下鉄四つ橋線「西梅田」駅北出口より徒歩3分 |
お問い合わせ | 06-6346-3444 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。