スガキヤニュー栄B2店周辺の観光スポット情報 - ホテル・旅館の宿泊予約なら【NAVITIME Travel】

2016.6.29更新

名古屋人のソウルフード、和風とんこつラーメンと甘味の店

スガキヤニュー栄B2店

グルメ

創業70年の歴史を有する、名古屋のフードカンパニー「スガキヤ」。飲食店の経営をはじめ、インスタント麺の製造販売など、幅広い事業を手掛けています。その中でも、名古屋人のソウルフードとして絶大な人気を誇るのが「ラーメン＆甘味の店」で味わえる数々のメニュー。独特な和風とんこつスープの味わいは、一度食べると病みつきになること間違いなしです。

70年の歴史を誇る唯一無二の和風とんこつラーメン

スガキヤの歴史は、昭和21年（1946）に名古屋市中区栄で「甘党の店」を開店したことに始まります。その2年後、メニューにラーメンが加わり、店名が「寿がきや」に変わりました。現在では愛知県のみならず、東は静岡、西は兵庫にまで勢力を伸ばし、全国で350店舗以上を展開しています。
とはいえ、圧倒的に店舗が多いのはやはり愛知。愛知県民は子どもの頃からスガキヤの味に慣れ親しんでいるので、まさかローカルチェーンだとは思っていない人も少なくありません。ここ「ニュー栄B2店」は、カフェや100円ショップが入店する雑居ビルの地下2階にあり、食事や休憩など老若男女が、さまざまな用途で使用しています。

名古屋人の慣れ親しんだ味を体験！ラーメンフォークにも注目

今なおラーメン１杯300円とリーズナブルな庶民の味方のラーメン。その特徴は、何といってもスープにあります。白濁した外観は普通によく見掛けるとんこつスープ。しかし口にすると、魚介ダシのきいた和風テイストに驚かされます。
麺はシコシコとした中太の縮れ麺で、スープによく絡みます。まっさらなスープの味を堪能したら、ぜひ試していただきたいのがコショウ。オリジナルのホワイトペッパーで、程よいスパイシーさがとんこつしょうゆの味わいをグッと引き立てます。
また、MoMA（ニューヨーク近代美術館）で販売されていることでも知られるラーメンフォークにも注目。そして、ご飯部門の名脇役といえるのが、五目ご飯。210円とリーズナブルで、油揚げやニンジン、ゴボウ、タケノコなどの具材が混じった味わいは、東海地方ならではのしょうゆの味の利いた風味。とはいえ、味は薄口に仕上げてあるのでどんな人でも美味しく食べられます。

スガキヤに来たら必ずスイーツも堪能すべし

スガキヤは、その初期が甘味の店だったこともあり、今もスイーツメニューが充実しています。なかでも定番中の定番は、210円の「クリームぜんざい」でしょう。冷たいぜんざいの上に、ソフトクリームをトッピングした、実にシンプルな一品。あっさりした甘さのぜんざいに、ソフトクリームの後を引くコクのある味わいが何ともいいバランスです。地元の人ならば、学校帰りに友だちとスガキヤで甘いものを食べた人も多いのでは。
なお、コショーや五目ご飯の素は販売もされているので、旅行者はお土産に買って帰るのもオススメです。

スガキヤニュー栄B2店の基本情報

住所	愛知県名古屋市中区錦3-23-18 ニュー栄ビルB2
アクセス	地下鉄東山線・名城線、名鉄瀬戸線「栄」駅より徒歩5分
お問い合わせ	052-971-6296

グルメの他の記事を見る

ありあけ本館

誕生から60年。愛され続ける横浜の味をお土産に: 横浜スタジアムの目と鼻の先、区役所のとなりのタワーマンション１階に、横濱銘菓「ありあけ横濱ハーバー」…

横浜かをり山下町本店

西洋式ホテル発祥の地で伝統の味を楽しむ: 居留地七十番地は、横浜開港翌年、日本初の西洋式ホテルが竣工し、洋食や洋菓子、バーといった異国文化の発…

カップヌードルミュージアム

世界的大発明の原点を体験できるミュージアム: 日本で生まれ、世界の食文化を変えたインスタントラーメン。世界中で食べられているこの食品がいかにして発…

崎陽軒本店

昭和の時代を彩った横浜生まれのロングセラー: 横浜駅東口駅前、中央郵便局となりにそびえるスタイリッシュなビルが「崎陽軒本店」です。メインダイニング…

この記事を紹介した人

NAVITIME Travel編集部
こんにちは。NAVITIME Travel編集部では、定番の観光スポットからちょっとニッチな穴場・隠れ家まで、旅行・出張のついでに立ち寄りたいおすすめスポット情報をみなさんに幅広くお届けします。
観光でも仕事でも、おでかけ前に記事をチェックしてもらえれば意外な発見があるかもしれませんよ。