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2016.5.23更新

名古屋大須の新名物「揚げまん坊」を食べ歩き

納屋橋まんじゅう万松庵万松寺通店

グルメ

元気な商店街として全国的に知られる「大須商店街」。さまざまな個性店が集まるなかで、しにせ和菓子店が提供する手軽なお菓子が人気を集めています。それが、納屋橋まんじゅう万松庵の「揚げまん棒」。揚げまん棒片手に大須のぶらぶら歩きを楽しむ人が増えています。

創業100年のしにせ和菓子屋がつくる酒まんじゅう

納屋橋まんじゅう万松庵は、明治19年（1886）に創業した納屋橋饅頭ののれん分けとして、大正8年（1919）に大須で創業した和菓子のしにせです。いわゆる「酒まんじゅう」で、北海道十勝産のあずきを使ったあんを、麺用の小麦粉でつくられた皮で包み、シンプルながら味わい深く、酒の香りがかぐわしく、心を豊かにさせます。
毎朝製造される鮮度の高さも味の秘けつ。贈答品としても人気があり、紅白まんじゅうや黒糖を使った「なごやまんじゅう」など、さまざまなラインナップがあります。

手に持ってカジュアルに揚げまん棒を食べるのが大須流

人気の「揚げまん棒」は150円。納屋橋まんじゅうをドーナツ生地に包んで揚げた一品で、表面はカリッと、中はもっちりフワフワです。頬張ると、上品な酒まんじゅうの甘さが口いっぱいに広がります。
揚げ物ならではのボリューム感もあり、小腹がすいたときにちょうどいいサイズ。店頭で揚げているので、アツアツを食べられるのも魅力です。アメリカンドッグのように手に持って、食べ歩きしながらカジュアルに食べるのが大須流。また、奥にある休憩スペースでゆったりと食べる人もいます。

納屋橋まんじゅうが丸ごと入った「ハイカラモナカ」も味わいたい

「揚げまん棒」に続く第2の大須名物と言われるのが、200円の「ハイカラモナカ」です。大須のジェラート店「ぼのむどぅねーじゅ」とのコラボで生まれた「納屋橋ジェラート」を、最中でサンドした注目の一品。注文を受けてからジェラートを包むため、皮がサックサクで、冷たいジェラートの味わいも鮮烈。納屋橋まんじゅうが丸ごと1個入ったボリューム感にも驚きます。
ジェラートには西尾産の抹茶を使った「抹茶」、国産大豆を使った「きなこ」もあり、グループならシェアして楽しみたい一品。国産もち米で作ったカラフルな最中の皮も魅力です。

納屋橋まんじゅう万松庵万松寺通店の基本情報

住所	愛知県名古屋市中区大須3-27-24
アクセス	市営地下鉄名城線・鶴舞線「上前津」駅より徒歩3分市営地下鉄鶴舞線「大須観音」駅より徒歩6分
お問い合わせ	052-241-1662
公式サイト	http://www.7884.co.jp

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