知れば知るほど奥が深い! 日本の伝統文化に触れてみよう
川崎能楽堂
芸術・文化施設
何かのきっかけがなければ、「能」はなかなか踏み入れることのない古典芸能の世界。でも、人間の本質に迫る感情表現や、きらびやかな装束など、実は見どころに満ちているのです。川崎能楽堂は、いわずもがな、能や狂言や邦楽を鑑賞する場所。定期的にさまざまな演目が行われており、古典芸能を身近に親しむことができます。
演者の息づかいまで聞こえる、舞台の臨場感
大人のたしなみのひとつとして、「能」や「狂言」などの古典芸能に一度触れてみたいと思っている人はけっこう多いのでは?
そんな人におすすめなのが、ここ川崎能楽堂。開館当初から年3回「川崎市定期能」が開催されています。148席のこぢんまりとした空間では、演者の息づかいまで間近に感じることができ、舞台を踏む足拍子や太鼓や笛の音の高まりなど、臨場感ある舞台が楽しめるのです。(写真:川崎市定期能 撮影:前島吉裕)
初心者向けの講座や教室も開催
能や狂言の予備知識がなければちんぷんかんぷん。そんな心配、ありますね。
川崎能楽堂では、毎年夏に初心者向けの「能楽体験・鑑賞教室」を開催しています。また、狂言の代表的な作品を鑑賞できる「狂言全集」や、狂言師による解説を事前に聞ける「芸能サロン」なども開催。こうした初心者向けのイベントに参加してみることで、能楽がかなり身近なものに感じてくるはず。
能楽に挑戦してみたいという人には、謡曲、仕舞、笛などの教室も開かれています。奥の深い古典芸能の世界に、「体験してみる」というカタチで一歩踏み出してみるのもいいんじゃないですか。
川崎能楽堂の基本情報
住所 | 神奈川県川崎市日進町1-37 |
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アクセス | JR東海道線・横須賀線「川崎」駅東口より徒歩5分 |
お問い合わせ | 044-222-7995 |
この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?