2019.6.19更新

名前は「こども」だけど、大人でも楽しめる! 体験型の科学館

はまぎん こども宇宙科学館

  • 体験・アミューズメント

科学館には、いかにも子ども向けのところが結構多い。この「はまぎん こども宇宙科学館」も、名称に「こども」とついてあるだけあって、子ども向けの展示物がたくさん。でも、子ども向けだからといって大人が楽しめないわけじゃない。それどころか、大人の自分たちが知らないことって、「こんなにたくさんあるんだ…」って思わせてくれる。少しでも宇宙のことに興味があれば、この科学館は絶対に楽しめます! 

宇宙と科学の不思議がわかる科学館

はまぎん こども宇宙科学館 地上5階、地下2階の計7フロアをもつ「はまぎん こども宇宙科学館」。各フロアごとにテーマの異なる展示室がある。
入館したら、まずエレベーターで5階へ。ここは宇宙の広がりについて学ぶ「宇宙船長室」。階段を降り、3階は子どもたちに大人気の「宇宙トレーニング室」。重力の小さい月面で、体が軽くなるのを体感する「月面ジャンプ」をはじめ、まるで遊園地のような遊具がたくさん! 大人でもワクワクしますねー。
2階は雷やオーロラのメカニズムを解説する「宇宙研究室」。そして地下2階には、ロボット型の遊具と、特別展示室がある。全館くまなく見てまわれば、アナタも宇宙博士?

見て、触れて「なるほど!」と思う体験型の展示物

はまぎん こども宇宙科学館 この科学館のウリは、体験型の展示物が多いこと。でも、子ども向けというイメージがあるだけに、大人は遠慮して展示物に触れずじまいになってしまうかも。ここはひとつ勇気を出して(?)積極的に体験してみよう。
たとえば、3階「宇宙トレーニング室」にある「重力錯覚」。傾いた部屋に入り、ベンチに座ったりハシゴに上ったりしてみると、思うように立ったり歩いたりができない。でも、これを単に不思議と感じるだけで終わらせてしまってはいけない。そこで、「なぜこうなるのか?」を考えてみる。それが大人というもの。
かざした手に向かって光線が飛ぶ「プラズマボール(写真)」も、そのメカニズムを知っている人は少ないのでは? 理屈や理論を考えながら展示物を見ていくと、相当楽しいです。

プラネタリウムも大人気!

はまぎん こども宇宙科学館 時間があればぜひ観て欲しいのが、プラネタリウム「宇宙劇場」。直径23mのドームに映し出される星々と迫力の映像で、ひとときのスペーストラベルが楽しめる。
プログラムは子ども向けから大人向けまでさまざまだが、子ども向けのものであっても十分に楽しめるはず。投影スケジュールやプログラム内容は科学館のHPに掲載されているので、出かける前にチェックしておこう。特に、星空をめぐる科学館オリジナルのヒーリング番組は、仕事でお疲れ気味のアナタにオススメです!
ほかに、ミュージアムショップやカフェも要チェック。カフェで人気の、自家製天然酵母を使用した「星パン」は、土日のみ・数量限定なので、買えたらちょっと自慢できるかも。

このスポットが掲載されているまとめ

はまぎん こども宇宙科学館の基本情報

住所 神奈川県横浜市磯子区洋光台5-2-1
アクセス JR京浜東北線・根岸線「洋光台」駅より徒歩3分
「洋光台」駅へは、京急線、横浜市営地下鉄ブルーライン「上大岡」駅と「港南中央」駅、京急線「金沢文庫」駅、横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷」駅よりバスでアクセスも可能
お問い合わせ 045-832-1166
公式サイト http://www.yokohama-kagakukan.jp/
料金 大人 400円/ 小・中学生 200円
営業時間 9:30~17:00 ※入館は16:00まで ※7月20日(土)~9月1日(日)の夏休み期間は、毎日9:00~開館

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