横浜能楽堂
2016.7.4更新

横浜で日本の古典芸能「能楽」の世界に触れる

横浜能楽堂

  • 芸術・文化施設

年間を通じ、独自の切り口で企画した能や狂言の舞台を上演している横浜の能楽堂。現代を代表する舞踊家が、琉球舞踊の最高峰の七曲を踊った企画公演や、150年前に海外に流出した貴重な能の装束を復元して能を上演し、国内外でも話題となる企画公演を次々と生み出している。

圧巻の本舞台に思わず息を飲む!

横浜能楽堂 「横浜能楽堂」の本舞台は、明治8年に東京・根岸の旧加賀藩主・前田斉泰邸に建築されたもの。大正8年に東京・染井の松平邸に移築され、昭和40年に解体されるまで「染井能舞台」として親しまれていたという。その長年に渡って保存されていた部材を復元し、横浜能楽堂がつくられた。
本来、能舞台の鏡板には老松が一本描かれているのだが、この鏡板には松に加え、白梅が描かれているとても珍しい舞台。前田家の祖先、菅原道真公の梅にちなんだ本舞台は、公演など使用がないときは2階から自由に見学ができるので、機会があればぜひ見ておきたい。

4つのコンセプトで、古典芸能の継承と再創造

横浜能楽堂 多角的な視点から能・狂言を問い直し、伝統を軸とした国際交流を行い、敷居を低くして広く触れてもらう。そして、古典芸能を土台に新しい伝統芸能を創造する、というのが横浜能楽堂のコンセプト。未来に渡って能・狂言の世界を紡ぐために、現代を代表するアーティストたちとコラボレーションした公演を行ったり、障がいのある人たちと健常者が一緒に公演を楽しめる「バリアフリー能」を実施しているほかに、子どもや初心者向けのワークショップや公演も開催している。
能を観たのは中学生のときの校外活動だけ、という人も多いことだろう。でも、大人になればその味わい、感じ方はまた違うもの。横浜能楽堂に立ち寄り、改めて能の魅力に触れてみてはいかがだろうか。
写真:能「筑摩江」(喜多流)出雲康雄

横浜能楽堂の基本情報

住所 神奈川県横浜市紅葉ヶ丘27-2
アクセス JR根岸線、横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅より徒歩15分
京急線「日の出町」駅より徒歩18分
お問い合わせ 045-263-3055

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