三溪園
2016.6.6更新

日本古来の美を凝縮した、京都よりも京都らしいといわれる日本庭園

三溪園

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県庁や市庁があるエリアのすぐそばに、広さ東京ドーム約4個分にもおよぶ一大日本庭園があるのをご存知ですか。生糸商として財を成した関東屈指の実業家・原三溪(富太郎)は、「土地は自分のものだが、自然の風景は市民のもの」と語り、自邸の庭として造成した庭園を、戦前より一般に開放していました。緑あふれる園内には、京都や鎌倉から移築された古建築がズラリ。古都のような趣あるスポットです。

地を変え、時を超えた古建築たち

三溪園 開園は1906年。丘の上に建つ「旧燈明寺三重塔」を中心に、邸宅や茶室、本堂、仏殿、地蔵堂といった17棟が巧みに配置されています。大半が重要文化財、もしくは横浜市指定有形文化財。海外からのお客さんなどをお連れするには最適なスポットといえます。
準備されている園内図は5カ国語分。アテンドに不可欠な日本文化の知識量が少なくても大丈夫です。三溪自筆の書画やゆかりある作家作品、美術工芸品などを収めた記念館も興味深く、ミュージアムショップや抹茶処も併設しています。

利用できる有形文化財

三溪園 1902年に原家本宅として建てられた「鶴翔閣(かくしょうかく)」は、上空から見ると翼を広げた鶴のよう。楽室棟、茶の間棟、客間棟からなる木造建築は、今や横浜市指定有形文化財ですが、純和風バンケットルームの顔も併せ持つ異色な存在です。茶会や句会といった文化的催し物だけでなく、会議や展示会、お見合い、披露宴などが行われています。
邸内見学のチャンスは、入園料金だけで鑑賞できるクラシックコンサートや、三が日恒例のイベント「三溪園で過ごすお正月」。明治時代にタイムトリップしたような雰囲気のなかで、三溪の人となりが見えてくるかもしれません。

戦災からの復活を遂げた三溪こだわりの梅林

三溪園 四季折々の花に加え、歴史ある梅の名所として知られる三溪園。毎年2月中旬に始まる「観梅会」のルーツは、「園の完成披露祝賀会」。つまり100年以上昔にあるそうです。現在の本数は開園当初の3分の1ほどですが、下村観山も描いた紅梅“臥竜梅”や、ガクが緑色の白梅“緑萼梅”などが咲き乱れるさまは圧巻! 園内のあずまや「初音茶屋」の炉で沸かす、振る舞い麦茶も風情があって素敵です。立ち込める煙が包む、香ばしくも甘い香りに「ニッポンっていいなぁ」としみじみ思えるスポットです。

三溪園の基本情報

住所 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
アクセス JR各線、東急東横線、京急線「横浜」駅東口 2番乗り場より市バス8・148系統にて本牧三溪園前(約35分)下車徒歩5分
横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街」駅4番出口山下町バス停より市バス8・148系本牧三溪園前(約15分)下車徒歩5分
お問い合わせ 045-621-0634

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大江戸 みらい

大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。

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