博多っ子の粋な郷土芸能「博多仁和加」の半面をかたどった人気菓子
にわかせんぺい本舗 東雲堂 博多駅デイトス店
定番
グルメ
博多弁丸出しの軽妙な会話で最後にオチを付けて笑わせる笑劇「博多仁和加(はかたにわか)」をご存知でしょうか。始まりは約300年前の寛永年間と言われ、古くから庶民の間で親しまれてきた郷土芸能です。その「博多仁和加」を演じるときに顔に付ける半面をかたどってつくられたのが「二◯加煎餅(にわかせんぺい)」です。
いつ食べてもおいしい素朴な味わい
「二◯加煎餅」を製造販売する東雲堂の創業は明治39年。以来、そのユニークな形と良質な素材を生かしたおいしさで、地元の人はもちろん、観光客からも根強い人気、今や博多土産の定番となっています。
上質の小麦粉と卵をたっぷり使い、サクサクとした歯ざわりと、口の中に広がる卵の風味がなんともいえないおいしさ。決して食べ飽きない、そしてまた食べたくなる素朴な味わいです。天候、温度によって微妙に左右される品質を一定に保つため、今も熟練の職人が丁寧に焼き上げているそうです。
サイズは特大、中、小の3種類。食べるときには顔をよーく見てくださいね。実は男面のほかに、眉の細い女面、愛嬌のあるウインク面の3種類があるのです! 一箱に一枚、紙のお面が付き、裏には「博多のみやげにゃー二〇加煎餅がいちばん上等たい」と、いかにも博多っ子が言いそうなことが書かれています。お土産として誰かに渡すとき、話題のきっかけにできそうです。
「二◯加煎餅」のほかにも、東雲堂には、手焼きせんぺいや、ユズとタラコがコラボしたビールのつまみにぴったりな「おいしくてごめ〜んたいせんぺい」などが。博多駅の商業施設内や市内のデパートの店舗で販売されているので、いろいろチェックしてみてください。
にわかせんぺい本舗 東雲堂 博多駅デイトス店の基本情報
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1 博多駅1階 |
---|---|
アクセス | 博多駅直結 |
お問い合わせ | 092-411-1681 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。