“寺社町・博多”のエントランス。2014年完成の新たな博多の観光シンボル
博多千年門
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「博多千年門」は、辻堂口門にならった格式高い四脚門様式が特徴。博多の歴史が刻まれた細部の装飾も必見です。門に掲げられた扁額「博多千年」の揮毫(きごう)は太宰府天満宮の宮司によるもの。門扉の板材には太宰府天満宮から寄贈された樹齢千年の「千年樟」を用い、欄間には博多織の献上柄模様が彫られています。
情緒豊かな“寺社町・博多”へと続くウェルカムゲート
江戸時代、博多から大宰府政庁へ延びる官道には、「辻堂口門(つじのどうぐちもん)」と呼ばれる博多の入り口となる門が存在していたそう。
「博多千年門」は、博多を訪れた観光客を歴史的文化財が数多く残る寺社町エリアへと導く、いわばウエルカムゲート。博多の繁栄を願う地域住民、地元企業、行政が一体となって建設に取り組み、2014年3月に完成しました。
門は、かつてあったとされる「辻堂口門」にならった木造の四脚門様式で、切妻本瓦葺(きりづまほんかわらぶき)、中世博多の寺社様式にならっています。門扉の板材には、太宰府天満宮から寄贈された樹齢千年の「千年樟」を使用し、欄間には博多織の献上柄模様が刻まれています。
門をくぐった先にある「承天寺通り」は車道を小川に、歩道をその川岸の遊歩道に見立て、承天寺の仏殿と方丈を結ぶ石畳は石橋をイメージした造りが特徴。緑豊かな景観も相まって、寺社町の清らかな雰囲気と融合しており、見事です。「博多千年門」を起点に、“寺社町・博多”の散策を楽しんでみてはいかがでしょうか。
博多千年門の基本情報
住所 | 福岡県福岡市博多区博多駅前1-29-9 |
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アクセス | 市営地下鉄空港線「祇園」駅4番出口より徒歩3分 JR各線「博多」駅西5出口より徒歩5分 |
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東横 みさき
最近ハマっていることはママチャリ笑 行動範囲が広がりました。旅先でもまずレンタサイクルを探してしまいます。
コスパ重視な私は、お財布に優しいスポットを中心にレポートします。ホテルのチェックイン前もチェックアウト後も参考になる情報をお届けできるといいな。