2016.7.4更新

4通りの食べ方で鶏のうまみが堪能できる、福岡の新定番

とりまぶし

  • グルメ

美味しいものいっぱいの福岡に出張!初めてでワクワクしている人はもちろん、毎度のことで名物を食べ飽きたという人にこそ、教えたい店がある。2015年6月のオープン以来、歴史ある博多の鶏の食文化に新しい風を吹かせながら、じわじわとファンを獲得。ニューウェイブとしての話題性だけでなく、着実にこの地に根付き、やがてこの料理を食べるために福岡を訪れる人も出てきそう。それが「とりまぶし」だ。

オリジナリティーあふれる新メニューがずばり店名。潔さと、味への自信が伺える。

とりまぶし とりまぶしは、鰻のひつまぶしにヒントを得て開発された同店の完全オリジナルメニュー。
鶏は試作の末、うまみと歯ごたえのある華味鳥を厳選。お米は水のきれいな佐賀産、料理にもお茶などの飲み物にもすべて電解水素水を使用するなど、徹底的に味と安全にこだわっている。
いちおし「とりまぶし御膳」の食べ方はこうだ。まずは水炊きの流儀と同じく、鶏のスープを一口いただこう。うまみが凝縮した濃厚な味わいが、続く料理に期待を持たせる。
次に、注文を受けてから焼き上げ、オリジナルのたれを絡めた鶏がのったおひつを4等分する。これから4回に分けて、異なる味を楽しんでいくからだ。

まずはそのままで、次は薬味と。さらに温泉卵をかけて味わい、お茶漬け風にシメる!

とりまぶし 1回目はそのままで、鶏本来のおいしさを味わう。もも肉と鶏皮を別々に焼き上げているので、もも肉のふっくらプリプリと鶏皮のパリパリ、2つの食感が楽しめる。また、もも肉は力強いうまみで、鶏皮は噛むほどに味わい深い。そんな味の違いもはっきり感じられる。
次は、テーブルに用意されている7種の薬味と御膳に添えられたネギ・わさび・鶏味噌などをかけて自分好みにアレンジ。
さらに3回目。甘めのたれに浸った温泉卵を軽く溶き混ぜてかけて食べれば、濃厚な黄身に抱かれた米と卵の相性のよさに驚くはず。
シメは、最初に味わった鶏のスープをかけてお茶漬け風に。鶏ならではの多彩なうまみをくまなく味わった感があり、大満足だ。

昼夜同じメニュー構成と厨房を望むカウンター席で、一人でも入りやすい店

とりまぶし 定休は日曜日のみ。11時の開店からから夜まで通しで営業し、価格設定を変えずに同じメニューを提供しているので、ホテルチェックアウト後のブランチに、ランチに、遅い夕食にと、使い勝手のいいお店だ。
1階は一人でも入りやすいカウンター。Wi-Fiが通じているので、食事のかたわらパソコンを開くビジネスマンも多いそう。2階は落ち着けるテーブル席だ。
最初は夜一人で来店し、次の日はランチで再訪し、その次の日は友達を連れて…と、3日連続で来店した人もいるというから味は折り紙つき。確かに「誰かに教えたい!」「誰かを連れて来たくなる!」、ここだけのおいしさを味わえる店なのである。

とりまぶしの基本情報

住所 福岡県福岡市博多区中洲5-3-18 Tm-16ビル1F
アクセス 地下鉄空港線「中洲川端」駅より徒歩約2分
お問い合わせ 092-260-7273

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