2016.7.4更新

昼酒OK! 立ち寄りやすさと豊富なおつまみで、のんべえを魅了

角屋

  • グルメ

初めて耳にする人もいるかもしれないが、昔から酒屋の店先で飲むことを「角打ち」と言い、今も関東や九州などを中心に、その角打ち文化が残っている地域がある。実は福岡もそのひとつ。馴染みの店で昼間からちょっと一杯なんて、酒好きなら誰もが憧れることだろう。天神駅からわずか2分、その名の通り、繁華街の十字路の角に建つのが、角打ちの雰囲気が味わえる酒処「角屋」だ。

ふらっと立ち飲みスタイル、ゆったり着席スタイル。気分に合わせて選びたい

角屋 看板が新しくてきれいなので、立ち飲みブームに乗って最近できたお店かと思いきや、創業45年という歴史を持つ。
1階は気軽に寄れる立ち飲みスタイルで、階段を降りた地下は50席あり、座ってゆっくり飲むことができる。いずれの階も自販機で食券を購入し、カウンターで料理やドリンクと交換するシステム。居酒屋でよくあるように、最後の会計時に「こんなに飲んだっけ?」と驚くことがない明朗会計がうれしい。
11時のオープンと同時に、昼間っからほっとひと息つける安らぎを求めてお客さんが続々とやってくる。まさに都会のオアシスだ。

おつまみは300円以下中心。しかも、酒呑みの心をそそるラインナップ!

角屋 串かつやおでん、厚切りベーコン、豚足の唐揚げなど、店内に下げられたおつまみの品書きを見ただけで早く一杯やりたくなってくる!
しかも、そのほとんどが300円以下とお手頃価格なので、生ビールやハイボールなどのお酒と合わせても、軽く一杯飲むだけならば1,000円でお釣りがくるぞ。
ビルの2階は同経営のラーメン店、3階は居酒屋、4階は焼肉店なので、とりあえずここで待ち合わせ、食事のときに移動してもいい。逆にちょっと飲み足りないときに、2次会的な使い方もできる。最近では女性同士や女性の一人利用も増えているという。

街の食堂感覚でランチ利用もOK。定食は毎日通っても飽きない日替わり

角屋 11〜15時はランチも提供している。ごはん、味噌汁、おかず、お新香がついて550円の「角屋定食」が近隣で働く人たちを中心に人気。
おかずは鶏の唐揚げやコロッケ、ハンバーグなどのメニューがずらり。日替わりなのでリピーターも多い。ご飯は50円で大盛に変更できるから、大食いの男子も安心だ。冬期は味噌汁がボリュームたっぷりの豚汁になる。唐揚げ丼とかつ丼も不動の人気。
駅チカ、しかも天神の中心地とアクセスがいい。昼飲み、ランチ、立ち飲み、飲み会、2次会と、さまざまな使い勝手ができる上にリーズナブル。福岡に来る機会が多い人なら、覚えておくと重宝しそうなお店だ。

角屋の基本情報

住所 福岡県福岡市中央区天神2-10-12 角屋食館ビルB1F・1F
アクセス 西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅より徒歩約1分
地下鉄空港線「天神」駅より徒歩約3分
お問い合わせ 092-732-7900

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