千葉の歴史を色濃く残す公園と史跡をぶらり
亥鼻公園と亥鼻城址
散策・モデルコース
体験・アミューズメント
公園・名所・史跡
芸術・文化施設
県庁所在地・千葉市は、実は歴史ファンにとって魅力的な場所ってご存知? 千葉市は、かつて源頼朝を助け、頼朝から父のように慕われていた「千葉常胤」をはじめとする千葉氏の本拠地。今でも市内には歴史探訪にぴったりなスポットがたくさんあるんです。その中でも「亥鼻城」と「亥鼻公園」はアクセスがお手軽。歴史散策におすすめです。
千葉発祥の地につくられた亥鼻公園
千葉モノレールの県庁駅から歩いて5分足らずの場所にある亥鼻公園。戦前からある市内3つの公園のひとつとしても知られていますが、そのはるか昔から千葉八景として親しまれ、名所として多くの人々が憩ってきた由緒ある場所でもあるといいます。
現在も桜の名所として人気が高く、4月に行われる「千葉城さくら祭り」には、多くの人々で賑わいを見せています。
また、園内を散策すると気になるのが、「亥鼻城址」と書かれた石碑。そう、実はここは、千葉氏のお城「亥鼻城」があった場所。つまり、亥鼻公園は千葉県発祥の地でもあるんです。
ゆったり散策、まったりコスプレは「いのはな亭」で
ほかに訪ねてもらいたいのが、公園入り口にある「お茶の水」。かつて千葉氏が代々産湯として使っていた井戸の跡で、源頼朝を招いたときにも使われたんだとか。現在は水は出ていませんが、何やら神聖な雰囲気を感じます。
ゆったり散策を楽しんだら、最後は「いのはな亭」に立ち寄ることをおすすめします。園内併設の甘味処で、名物の「いのはな団子」などの甘味や本格抹茶もあって、思わずまったり気分。また、時代劇のコスプレをして殺陣を楽しめるイベントスポットでもあるので、時代劇&歴史ファンはぜひお見逃しなく!
そういえば園内にあるお城って、亥鼻城?
亥鼻公園の目印が「お城」。駅からも見えるので、「あれが亥鼻城だ!」と思ってしまう人もしばしば。でも、実は亥鼻城ではなく、「郷土資料館」なのでした。
亥鼻城は、かつてあった天守閣などの場所は特定されていますが、どんな形だったかなどはわかっていない謎多きお城なんだそう。また、千葉城とも呼ばれることが多いですが、それは俗称となっています。歴史に詳しい人は、いろいろと推理しながら散策を楽しんでみるのも楽しいのでは…?
郷土資料館にも千葉氏の資料がたくさんあるので、ぜひ訪れてみてくださいね。
このスポットが掲載されているまとめ
亥鼻公園と亥鼻城址の基本情報
住所 | 千葉県千葉市亥鼻1-6 |
---|---|
アクセス | JR総武線・外房線「千葉」駅、または京成線「京成千葉」駅より京成バス「大学病院」行で「郷土博物館」下車、2分 千葉都市モノレール「県庁前」駅より徒歩10分 JR外房線「本千葉」駅より徒歩15分 |
お問い合わせ | 043-251-5103 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。