【上野観光】厳選！上野に来たら必ず立ち寄りたいおすすめスポット30選

日本の歴史と科学技術の発展が体感できる歴史ある博物館 【国立科学博物館】

地球の歴史や日本の歴史を、多様な観点から詳しく学ぶことができる日本で最も歴史のある博物館。生命の誕生などを体験しつつ理解することができます。館内には恐竜、江戸時代のミイラ、忠犬ハチ公、また誰もが知るさまざまな生物が展示され、その数は400万点以上。それぞれの時代の歴史をヒモ解いていける楽しさに、子どもから大人まで幅広い年齢層に人気の博物館です。予約が必要な親と子のたんけんひろば「コンパス」は、4〜6歳のお子さんが保護者と一緒に楽しむための展示。ティラノサウルスの親子と記念撮影したり、サメの口の中をのぞいてみたり、家族全員で驚きや発見を一緒に体感できる人気のスペースです。

美術館の建物は重要文化財。海外作品を中心に展示 【国立西洋美術館】

本館は20世紀を代表するフランスの建築家、ル・コルビュジエが設計。2007年にはその洗練された美しさに建物も重要文化財に指定されています。そんな館内を彩るのはモネの『睡蓮』やロダンの『考える人』といった著名な作品群。絵画・彫刻・素描・版画・工芸に関する約5,500点もの貴重な作品が所蔵されています。
開館以来、さまざまな展覧会により西洋美術を紹介してきた国立西洋美術館。常設展では、中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画とロダンを中心とするフランス近代彫刻を展示し、また年に3回ほど行われる特別展や企画展を通じて、日本ではなかなか目にする機会のない西洋美術の紹介に力を注いでいます。

緑豊かな公園は別名上野の森。散策しながら芸術鑑賞も 【上野恩腸公園】

明治6年（1873）に日本初の公園に指定された歴史あるスポット。別名「上野の森」とも呼ばれる緑豊かな公園で、西郷さんの銅像が立っていることでも有名。桜の名所であり、「日本さくら名所100選」に選ばれています。広大な敷地の公園内には国立西洋美術館、国立科学博物館、東京都美術館、上野動物園といった文化施設があり、散策しながら芸術鑑賞なども楽しめます。

パンダの赤ちゃんでも知られる関東で一番大きな動物園 【上野動物園】

スマトラトラ、ジャイアントパンダをはじめとする、約400種、3,000点もの動物を飼育している関東随一の動物園。年間来園数も日本一を何度も獲得しています。敷地は東西に別れ、その間を走る日本初の古い歴史を誇るモノレールはエリア移動の際にオススメ。西側は動物と触れ合える子ども動物園となっており、メインの東側は、近年ではジャイアントパンダの赤ちゃんも生まれ、さらに人気のスポットに。

戦後の闇市から発展した日本屈指の激戦地商店 【アメ横】

賑やかな呼び込みで毎日がお祭りのような活気にあふれ、近年は外国人観光客も大勢訪れている商店街。食料品店や衣類、雑貨店、また飲食店など店舗のジャンル、商品のバリエーションはさまざま。普段ではお目にかかれない珍しいものが販売されていたり、値切り交渉ができるのも「アメ横」のよさ。ただ巡るだけでも楽しめる人気の観光スポットです。商売人の心意気でお客さんにサービスをしてくれる店が多いので、試しに値切り交渉にチャレンジしてみてはいかが？

チョコレートのたたき売りで有名なアメ横の名物店【志村商店（アメ横）】

1,000円で「チョコレートのたたき売り！」をするお店。「入れちゃえ！入れちゃえ！」のかけ声に合わせ、袋に詰め込まれる有名メーカーのチョコレート。太っ腹な店員さんがおまけでさらに1枚、もう1枚と言いながら、また袋へぽんぽんと入れてくれます。公式サイトにはチョコレートをもう1枚おまけで貰えるクーポンもあり、これを利用すればさらにお得。チョコレートをたくさん食べたい人にとっては天国のようなお店です♪

さまざまなジャンルの飲食店が一堂に揃うグルメスポット 【上野の森さくらテラス】

上野に新しくできた新名所。和食、洋食、中華などに加え、バーやコーヒーショップ、パン専門店と、バリエーション豊富な19もの飲食店がずらり。ビルはガラス張りのつくりとなっていて、ほとんどのお店で外の景色を眺めながら食事をすることができます。上野公園に直結したエスカレーターがあるので、美術館巡りや上野公園散策をする際の腹ごしらえはもちろん、食べ歩きフードの調達先としても活用できそうです。

昭和23年（1948）創業の、行列ができる老舗甘味処 【みはし上野本店】

この店が守り続けてきたのは変わらない美味しさと丁寧な仕事。名物の「あんみつ」には、十勝産の小豆や沖縄八重山の黒砂糖など、日本中から厳選した食材を使用。「かき氷」や「冷やししるこ」「いちごクリームあんみつ」など季節ごとに登場するメニューも楽しみ。店内は和素材を用いた落ち着いた雰囲気で、ゆったりくつろげます。しかし、甘いものばかりではありません。つい注文したくなるのが、甘いものに隠れたしょっぱいメニュー。冬にはおでんも登場するので、おでん＋甘味の組み合わせもお試しあれ。

デートも散策もバードウォッチングも。都心のオアシス的天然池 【不忍池】

上野恩賜公園内の天然池。中央に弁才天を祀る弁天島を配し、池は夏になると蓮が水面を覆う「蓮池」、スワンボートや手漕ぎボートを楽しむことができる「ボート池」、カワウが繁殖している「鵜の池」の3つに分かれています。都会のド真ん中にも関わらず多くの渡り鳥が訪れることから、都内でも有数のバードウォッチングの場に。周囲は約2kmあって、散策にも好適な都民の憩いの場です。

住所：東京都台東区上野公園5-20
アクセス：JR各線「上野」駅不忍口より徒歩5分
京成線「京成上野」駅池之端口より徒歩1分

美術ジャンルの垣根を越え、さまざまな展示を行う 【上野の森美術館】

西郷さんの銅像のすぐ近くという立地。美術を広くとらえ、2008年に「井上雄彦最後のマンガ展」、2012年に「ツタンカーメン展」、2017年には「怖い絵展」など、美術ジャンルの垣根を越えてさまざまな展示を行っているのが特徴。コアな美術ファンのみならず、そうでない人も楽しめる展示がいろいろ企画されているので、どんなイベントが行われているかチェックしてお出かけしてみてはいかが？

住所：東京都台東区上野公園1-2
アクセス：JR各線「上野」駅公園口より徒歩3分
京成線「京成上野」駅正面口より徒歩4分

上野公園の緑との調和が魅力的な、歴史ある美術館 【東京都美術館】

日本初の公立美術館として1926年に開館。国内外の名品を楽しめる特別展や公募展、多彩な企画展など、多くの展覧会を開催するほか、アート・コミュニケーション事業など「アートへの入口」としてさまざまな事業を展開しています。美術資料を閲覧できる美術情報室や、上野公園の緑を愛でながらくつろげるアートラウンジをはじめ、レストランやミュージアムショップも充実。


住所：東京都台東区上野公園8-36
アクセス：JR各線「上野」駅公園口より徒歩7分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅７番出入口より徒歩１0分
京成線「京成上野」駅正面口より徒歩10分

日光や久能山の東照宮同様、徳川家康を祀っている神社 【上野東照宮】

寛永4年（1627）に藤堂高虎が創建し、慶安4年（1651）に三代将軍家光が改築。関東大震災や東京大空襲などでも被災や崩壊を免れ、貴重な江戸初期の建築物として国の重要文化財に指定されています。花の名所としても有名。春は桜や牡丹、秋は紅葉やダリアなどが鑑賞でき、出世、勝利、健康長寿祈願などで訪れる多くの人で賑わいます。


住所：東京都台東区上野公園9-88
アクセス：JR各線「上野」駅公園口より徒歩5分
東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅７番出入口より徒歩１0分
京成線「京成上野」駅池之端口より徒歩5分

旧松坂屋の跡地に誕生した上野の新しいシンボルタワー【上野フロンティアタワー】

旧松坂屋の跡地に誕生した上野の新しいシンボルタワー
【上野フロンティアタワー】
2017年11月にオープン。地下1階は「松坂屋上野店」で、上野エリアの魅力を発信する「上野、すき。ステーション」や、上野の老舗・名店の商品が揃います。地上1～6階の「PARCO_ya」は大人向けの洋服店やレストラン、7～10階は「TOHOシネマズ上野」。食事やショッピング、映画鑑賞と、一日中遊べる充実した施設です。

住所：東京都台東区上野3-24-6
アクセス：JR各線「御徒町」駅南口より徒歩1分
東京メトロ銀座線「上野広小路」駅A1出入口より徒歩0分
東京メトロ日比谷線「仲御徒町」駅4番出入口より徒歩4分

レディースファッションと雑貨の専門店として若い女性に人気 【ABAB上野店】

店内には可愛いものからカジュアル、エレガント、フォーマルなものまで、さまざまなシーン、ジャンルに対応できる衣料が勢揃い。ティーンもOLも、洋服選びで困ったらとりあえず足を運んでみてはいかが？　ほかにもアクセサリー類や下着など取り扱う商品の幅は広く、しかもお手頃価格。お財布に優しいのも人気の理由です。


住所：東京都台東区上野4-8-4
アクセス：JR各線「上野」駅より徒歩3分
京成線「京成上野」駅正面口より徒歩2分
JR各線「御徒町」駅北口より徒歩3分

「ないものはない」と思えるほど何でも揃う大型ディスカウントストア 【多慶屋】

御徒町駅からすぐ。昭和通り沿いに建ち並ぶ紫のビルが目印のディスカウントストア。商品のラインナップは驚くほど幅広く、家具・インテリア・家電・衣料・日用雑貨・食料品など「ないものはない」と思えるほど何でも揃い、しかもそれぞれが破格の安さ。ブランドものから、あまり見かけないめずらしい商品も多数あり、見て回るだけでも楽しいお店。「買い物の楽しさ、発見」というお店のテーマに誰もが納得です。

住所：東京都台東区台東4-33-2
アクセス：JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅北口より徒歩 2分
地下鉄日比谷線「仲御徒町」駅3番出入口より徒歩0分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅より徒歩 3分

元祖カツレツのお店。洋食メニューも逸品揃い 【ぽん多本家】

宮内庁料理人の初代から技を受け継ぎ、ぽん多本家の現在の店主は4代目。ロース肉の芯のみを使用し、脂肪部分は切り落としてラードとして利用。じっくりと揚げていく伝統の調理法により、衣はサクッと軽やかに、肉は美しいピンク色で柔らかくジューシー。カツレツ以外にも、「タンシチュー」や「きすフライ」といった洋食メニューの逸品が揃い、そちらも見逃せません。


住所：東京都台東区上野3-23-3
アクセス：東京メトロ銀座線「上野広小路」駅より徒歩１分
JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅南口より徒歩2分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒」町駅A6出入口より徒歩3分

創業から100年以上の歴史を紡ぐ、小倉アイス発祥の甘味処 【みつばち】

甘味処としての老舗店のひとつ。人気メニューは、この店発祥という小倉アイスやアイスクリームの乗った各種あんみつ。テーブルに置いてある容器から自由に黒蜜をかけていただくことができるのは、甘党にとってうれしい限り。季節ごとに登場するメニューも魅力たっぷりで、上野の名所めぐりや散策の合間にホッと一息つけるお店です。


住所：東京都文京区湯島3-38-10
アクセス：JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅北口から徒歩４分
東京メトロ銀座線「上野広小路」駅A4出入口より徒歩3分
都営地下鉄大江戸線「上野御徒町」駅A4出入口より徒歩3分
東京メトロ千代田線「湯島」駅4番出入口より徒歩2分

「お箸で切れるやわらかいとんかつ」はこの店の初代の考案 【井泉本店】

「お箸で切れる」というキャッチフレーズどおり、ロースやヒレ肉はとても柔らかくジューシー。仕切りのないカウンター席からは板さんの調理を間近に見ることができ、それも楽しみのひとつ。かつサンド発祥のお店でもあり、一口で食べられるサイズで提供するのはこの店のオリジナル。リーズナブルな価格で気軽に美味と雰囲気が楽しめる名店です。


住所：東京都文京区湯島3-40-3
アクセス：東京メトロ日比谷線「仲御徒町」駅A4より徒歩3分
東京メトロ銀座線「上野広小路」駅A4出入口より徒歩3分
東京メトロ千代田線「湯島」駅A4出入口より徒歩5分

江戸城の鬼門、上野の台地に建立された天台宗の寺院 【寛永寺】

寛永2年（1625）に徳川家光によって創建された寺院。徳川将軍家の菩提寺であり、15人の将軍のうち6人がここに眠ります。境内には根本中堂や京都の清水寺を模した清水観音堂、徳川御霊廟など見どころはいろいろ。旧本坊表門には慶応4年の上野戦争時に撃ち込まれた弾痕も生々しく残っていて、日本の激動の歴史が偲ばれます。

住所：東京都台東区上野桜木1-14-11
アクセス：JR山手線・京浜東北線「鴬谷」駅より徒歩10分

上質で落ち着いた雰囲気の、「大人」をテーマにした新しいPARCO 【PARCO_ya上野】

2017年11月、旧松坂屋上野の跡地に出現した新しい高層ビル「上野フロンティアタワー」。その1階～6階がPARCO_yaとなっています。店舗ごとに異なるストアコンセプトで運営するパルコで、PARCO_yaは「おとなのたまり場」をテーマにし、上質で落ち着いた雰囲気。出店している全68店舗中52店舗が上野御徒町エリア初登場のお店とのことで、のんびりフロアめぐりしてみるのも楽しみ。


住所：東京都台東区上野3-24-6
アクセス：JR各線「御徒町」駅南口より徒歩1分
東京メトロ銀座線「上野広小路」駅A1出入口より徒歩1分
東京メトロ日比谷線「仲御徒町」駅4番出入口より徒歩5分

顔面だけが鎮座している大仏様。受験生の合格祈願の名所 【上野大仏】

上野精養軒のすぐ横の小高い丘に上野大仏は鎮座。といっても、ここの大仏様は顔だけ。建立は寛永8年（1631）。もともとは高さ約6mの釈迦如来坐像でしたが、関東大震災で頭部が落下。その後顔面だけが保管され、現在は坐像のあったこの地にパゴダ（仏塔）のレリーフとして残されています。「これ以上落ちない」ということから、今では受験生の合格祈願の名所。お顔に触れるとさらにパワーをいただけるのだとか。

住所：東京都台東区上野公園4-8
アクセス：JR各線「上野」駅公園口より徒歩2分
京成線「京成上野」駅より徒歩5分

ジョサイア・コンドルの設計による洋館。国の重文に指定 【旧岩崎邸】

三菱の創始者である岩崎弥太郎の長男、三菱第三代社長の岩崎久弥の本邸として、建築家ジョサイア・コンドルの設計で明治29年（1896）に建てられました。現存する建物は洋館、大広間（和館）の一部、撞球室。どれも国の重要文化財に指定されています。無料ガイドツアーが1日に2回実施されているので、それを狙って出かけると歴史にまつわる興味深い話がいろいろ聞けますよ。建物ばかりでなく美しい庭園も必見。

住所：東京都台東区池之端1-3-45
アクセス：東京メトロ千代田線「湯島駅」駅より徒歩3分
東京メトロ銀座線「上野広小路」駅より徒歩10分
JR山手線・京浜東北線「御徒町」駅北口より徒歩15分
京成線「京成上野」駅池之端口より徒歩7分

昭和の時代を彷彿とさせる古民家風のビアホール 【谷中ビアホール】

築80年の三軒家をリノベーションした、昭和テイストのビアホール。店内に流れているジャズも昭和の雰囲気を盛り上げます。飲食はチケット制。ほとんどのお客さんが最初に注文するのは麦とホップが通常の2倍という、ここでしか飲めないオリジナルの「谷中ビール」。上野桜木界隈の散策で乾いた喉を、リッチなクラフトビールで潤すのは至福のひととき。ビールとともにぜひ味わってほしいのが“和のBBQ”。フランクフルトのローストやスモークの盛り合わせなど、土鍋で調理した絶品おつまみが抜群です。

食料品、衣料品、雑貨店などがぎっしり軒を並べるレトロな商店街 【谷中銀座商店街】

日暮里駅から徒歩5分。「夕焼けだんだん」の階段を下りて行けば、どこか昭和の香りがするレトロな商店街が見えてきます。全長約170ｍと短い通りながら、店舗数は約70店。食料品、衣料品、雑貨店などが軒を並べ、数歩で隣に行けてしまうくらいお店はぎっしり。飲食店も豊富で、美味しそうな匂いにお腹は思わず「ぐ～っ」。つい食べ歩きしたくなっちゃう楽しい商店街です。


住所：東京都台東区谷中3-13-1
アクセス：JR各線、京成線「日暮里」駅より徒歩5分
東京メトロ千代田線「千駄木駅」駅2番出入口より徒歩5分

戦後間もなくから愛され続けてきた谷中のシンボル的喫茶店 【カヤバ珈琲】

大正・昭和の面影が色濃く残る谷中のシンボルとして、70年近く愛されてきた喫茶店。店は一度閉店したものの、再開を望む多くの人の声により、建築家・永山裕子が改修設計して平成21年に新規開店。柔らかなパンにふわふわのたまご焼きを挟み、マスタードが少々アクセントとなった「たまごサンド」はこの店の名物。夜はアルコールも楽しめる古民家カフェです。


住所：東京都台東区谷中6-1-29
アクセス：JR各線、京成線「日暮里」駅より徒歩10分
東京メトロ千代田線「根津駅」駅1番出入口より徒歩10分

千代の富士の菩提寺。台東区登載文化財の紙本着色仏涅槃図も見どころ 【玉林寺】

言問通りを寛永寺から根津方面に下った坂の途中にある曹洞宗寺院。ここは昭和の大横綱、千代の富士の菩提寺で、その石碑に向かって立つ千代の富士像が印象的。また、台東区登載文化財の紙本着色仏涅槃図を所蔵。これは江戸時代に描かれたもので、縦232.3cm×横271.5cmという大きなサイズ。入滅時の釈尊や諸菩薩のほか、カラス天狗や河童など想像上の生き物も描かれ、玉林寺の仏涅槃図はひときわ異彩を放っています。


住所：東京都台東区谷中1-7-15
アクセス：東京メトロ千代田線「根津駅」駅1番出入口より徒歩4分

ヤマトタケルが千駄木に創祀したと伝えられる古社 【根津神社】

1900年以上前から続くといわれる神社。五代将軍・徳川綱吉が世継ぎを定めた際、現在の社殿を奉建して千駄木の旧社地よりご遷座。震災や東京大空襲でも残った強運のパワースポットです。境内はつつじの名所として知られ、縁結びや学業成就にご利益があるといわれます。東京十社の一社に数えられ、国の重要文化財となっています。


住所：東京都文京区根津1-28-9
アクセス：東京メトロ千代田線「根津」駅1番出入口より徒歩5分
東京メトロ南北線「東大前」駅4番出入口より徒歩5分

道路が突然階段に！ 夕陽の美しさには郷愁も 【夕やけだんだん】

JR日暮里駅北口から千駄木方面へと緩やかな御殿坂の上り道を歩いていくと、道はやがて「谷中銀座」に続く下りの階段となります。これが「夕やけだんだん」と呼ばれる階段。晴れた日の夕方は階段に夕日が映え、どこか懐かしさすら感じる美しさ。一般応募でこの名前が選ばれたのも納得です。また、階段には野良や飼い猫の姿がたくさん見られることから、「夕やけにゃんにゃん」と呼ばれることも。

住所：東京都荒川区西日暮里3丁目13付近
アクセス：JR各線、京成線「日暮里」駅より徒歩5分
東京メトロ千代田線「千駄木駅」駅2番出入口より徒歩6分

多くの著名人が眠る、およそ10万㎡の広大な敷地の墓地 【谷中霊園】

ここは東京都の巨大な霊園。資本主義の父・渋沢栄一をはじめ、日本画家の横山大観、俳優の森重久弥や長谷川一夫といった多くの著名人がここに眠っています。中央園路は通称「さくら通り」とも呼ばれ、春になると咲き誇った桜がまるでトンネルのよう。また、幸田露伴の小説『五重塔』で描かれた天王寺五重塔跡もこの霊園内。現在は公園型霊園とするため、再整備が進められています。

住所：東京都台東区谷中7-5-24
アクセス：JR各線、京成線「日暮里」駅より徒歩3分

鴎外生誕150年とともに開館。鴎外について知りたければここに！ 【森鴎外記念館】

明治の文豪、森鴎外が半生を過ごした「観潮楼」跡地に建つ記念館です。平成24年に鴎外生誕150年とともに開館されました。自筆の原稿や書簡、さまざまな資料をとおして鴎外という人物を紹介しています。また、庭園に面した1階のカフェでは、ドリンクや「文人銘菓」なども楽しめるほか、ミュージアムショップや図書室も併設しています。


住所：東京都文京区千駄木１丁目２３−４
アクセス：東京メトロ千代田線「千駄木」駅1番出入口より徒歩4分
東京メトロ南北線「本駒込」駅より徒歩8分

＃まとめ

いかがでしたか？上野には一日中楽しめるスポットが満載。にぎやかな下町情緒にあふれ、一方で芸術の香り漂う閑静な森、上野公園を有しているのが上野というエリア。近年はJR上野駅周辺が再開発され、お洒落な雰囲気もまとっています。東京の古きよき上野の街を探索し、再発見してみませんか？
東京旅行の際にはぜひ上野に立ち寄ってみてくださいね！

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