牡蠣ってこんなに美味しい!?知内の旨いものを堪能できる店
かき小屋 知内番屋
グルメ
函館近郊の知内(しりうち)町は、特産の牡蠣とニラで知られる町。ここに牡蠣をはじめとする魚介類を豪快に食べさせてくれるお店があります。2016年には北海道新幹線も開通して、ますます活気溢れる「かき小屋 知内番屋」をご紹介します。
知内の牡蠣の美味しさの秘密は、外洋で育つこと
道南いさりび鉄道線木古内(きこない)駅から車で15分。やがて見えてくるロッジ風の建物が「かき小屋 知内番屋」です。店内に入ると、まず、地元の採れたて野菜や特産品が買える「もぎたて市」に目を奪われます。横には満席の場合の待合用スペースもあって、このお店の人気ぶりがわかるというもの。このように人々を引きつける、知内産の牡蠣の美味しさの秘密は、津軽海峡という外洋で育てられることにあります。湾の中で育てられる一般的な牡蠣と違って、栄養をたっぷりと含み大きく身の締まった牡蠣に育つのだとか。なるほど納得の理由です。
豪快に味わいたい「活貝のがんがん焼き」
知内の牡蠣の美味しさをダイレクトに味わうために、まずは生牡蠣と焼き牡蠣の食べ比べを堪能。その後は、お店の一番のオススメ「活貝のがんがん焼き」をオーダーしてみましょう。これは、牡蠣や白貝、帆立などの活貝を厨房で蒸し焼きにし、それをブリキのバケツに入れたものが客席に運ばれます。客席では、テーブルに備え付けのガスコンロにかけて、熱々の状態で食べることができます。蒸すことで凝縮された旨味が口の中に広がり、本当に美味です。卓上に醤油などの調味料は揃っていますが、貝の元々の塩味で十分。思わず無言で豪快に食べ進めたくなる逸品なので、この店に訪れるなら必食でしょう。
もうひとつの特産ニラは肉厚で甘く、牡蠣との相性もピッタリ
かき小屋というぐらいなので、牡蠣が美味しいのは当たり前ですが、ニラを使った料理もオススメです。知内特産のニラは「北の華」というブランド名で、全道一の出荷量を誇るのだとか。「知内にら釜玉」や「知内カキにらしゃぶ鍋」など、肉厚で甘いニラの特性を活かした料理を味わうと、ニラってこんなに美味しいものなの?と今までのイメージが覆ることになるはずです。今後は、牡蠣やニラを普段食べ慣れている地元の人にも喜ばれるような、特産以外のメニューも充実させていく予定なのだそう。北海道に行く際は、このお店をルートの中に組み込むことをオススメします。
かき小屋 知内番屋の基本情報
住所 | 北海道知内町重内10-15 |
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アクセス | 道南いさりび鉄道線 木古内駅から車で15分。 |
お問い合わせ | 01392-6-7511 |
この記事を紹介した人
丸の内 ゆみか
40代、 某飲料メーカー営業職。
仕事柄、会食の機会が多いが、プライベートでも飲んだり食べたりがストレス解消法。
地方出張の時には、隙間時間でパトロールをするのが習慣。地元の名店からB級グルメを食べ尽くす。最近は、歴史の香りを感じられるパワースポット巡りにはまっている。