日本最大面積と最大貯水量を誇る琵琶湖を長浜から眺めてみました
琵琶湖(湖北エリア)
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琵琶湖が日本最大の大きさ…と言われても、あまりに大きすぎてピンときませんでしたが、滋賀県の面積の6分の1、淡路島がすっぽり入ってしまう大きさと聞いてそのスケールに改めて驚きました。今回は琵琶湖の中でも湖北エリアと呼ばれる長浜周辺のおすすめスポットをご紹介します。
あの豊臣秀吉も見た!?長浜城からの絶景は必見!
琵琶湖はあまりに大きいため、その周辺を7つのエリアに区切って呼ぶことが多いそうです。長浜市周辺、地図で言うと琵琶湖の北東にあたる部分は「湖北エリア」と呼ばれています。このエリアでまず有名なのは長浜城。戦国時代に豊臣秀吉が城主として過ごしたこの城は、残念ながら江戸時代後期に廃城となり、一時は僅かな石垣が残るだけとなりました。しかし、昭和58年に復元され歴史博物館としてよみがえったのです。この城の魅力はなんといっても琵琶湖を一望できること。天気が良ければ、是非最上階の展望台に上がって琵琶湖を眺めてください。あの豊臣秀吉もこの風景を見たのかと思うと、感慨もひとしおです。
パワースポットとして有名な竹生島を眺める穴場はこちら!
次にお勧めするのは「湖北水鳥公園」。琵琶湖には一年を通して多くの野鳥が訪れるそうですが、その可愛らしい姿を観察することができます。でも、今回おすすめするのは野鳥ではなく湖岸から眺める竹生島(ちくぶじま)。竹生島は琵琶湖に浮かぶ島で、琵琶湖八景のひとつでもあります。西国三十三所札所めぐりの、第三十番札所「宝厳寺」があることから、古来より人々の信仰を集めてきましたが、今ではパワースポットとしても人気なのだとか。島には遊覧船などで渡ることもできますが、湖北水鳥公園から竹生島はちょうど西に当たるため、陽が沈む頃に湖岸に立って島を眺めると、言葉を失うほど神秘的な美しい姿を見ることができます。
約1万発の花火が夏の夜空と湖面を彩る!
琵琶湖では夏になると、あちらこちらのエリアで花火大会が開催されます。もちろん湖北エリアも例外ではありません。毎年8月の上旬に行われる「北びわ湖大花火大会」では約1万発の花火が夏の夜空と湖面を色とりどりに染めていきます。真上だけでなく、湖の上で半球状に広がる花火は、他では見られない迫力と美しさなので、この時期に訪れるなら、絶対に見逃せません。
琵琶湖は早朝、快晴の昼間、夕方、夜と見る時間によって湖面の色も変化し飽きることのない美しさです。近くに立ち寄った際は、早起きをして朝の湖畔を散歩したり、夕暮れどきの朱色に染まった湖面を眺めたりと、お気に入りの風景を探してみてはいかがでしょう。
このスポットが掲載されているまとめ
琵琶湖(湖北エリア)の基本情報
住所 | 滋賀県長浜市公園町10−10 長浜城 |
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アクセス | 長浜城/JR琵琶湖線「長浜駅」下車徒歩5分 湖北水鳥公園/河毛駅からバスで20分 |
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この記事を紹介した人
丸の内 ゆみか
40代、 某飲料メーカー営業職。
仕事柄、会食の機会が多いが、プライベートでも飲んだり食べたりがストレス解消法。
地方出張の時には、隙間時間でパトロールをするのが習慣。地元の名店からB級グルメを食べ尽くす。最近は、歴史の香りを感じられるパワースポット巡りにはまっている。