2017.6.5更新

「ゲゲゲの鬼太郎」の生みの親、水木しげる氏の世界へ!

水木しげる記念館

  • 芸術・文化施設

「ゲゲゲの鬼太郎」を知らない日本人はいない!?と言ってもいい日本を代表する妖怪漫画。それまで悪者だったイメージを壊し、愛される妖怪キャラクターを生み出した作者・水木しげる氏は境港出身です。その境港にある記念館では、水木氏が作り出した妖怪の世界を堪能できると、全国からファンが訪れると言います。私もその世界を覗きに行ってみました。

170体以上の妖怪たちがお出迎え!? 大人も思わず童心に帰る水木しげるの世界

水木しげる記念館

 JR境港駅(別名鬼太郎駅!?)を降りると、もうすでにそこは水木しげるの世界でした。駅前から記念館に続く水木しげるロードには「ゲゲゲの鬼太郎」に登場する目玉おやじがモチーフになった外灯が並び、鬼太郎のほかさまざまなキャラクターのブロンズ像がお出迎えしてくれます。その数なんと170体以上ということですから、見落としたくない!という方はWEBでも見られるロードマップを入手することをオススメします。ロードですっかり気持ちが高まったところで、いざ水木しげる記念館へ!
 館内では「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめとする水木氏の漫画作品を一堂に紹介。直筆壁画や代表作の原画(複製)なども見ることができます。そして「妖怪洞窟」では、薄暗い洞窟の中に水木作品に登場する妖怪たちが!怖いような、でもどこかとぼけて愛嬌のある姿は水木氏独特の世界観ですね。この他、妖怪たちが潜む日本家屋の模型「妖怪ひろば」、朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で有名になった水木ファミリーの食卓を再現した「ゲゲゲの食卓」など見所がいっぱい。出張の合間に訪れたのに、時間が経つのも忘れて、水木ワールドを満喫してしまいました。
 愛すべき妖怪の世界を覗きに、是非足を運んでみてください!

水木しげる記念館の基本情報

住所 鳥取県境港市本町5番地
アクセス JR境港駅(鬼太郎駅)から「水木しげるロード」を通って徒歩約10分。
お問い合わせ 0859-42-2171

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