2017.6.9更新
天守が現存する珍しい松江城下を船でひとまわり
ぐるっと松江 堀川めぐり
散策・モデルコース
公園・名所・史跡
国宝松江城は、全国で現存する天守を持つ12の城のひとつで、古さでは6番目。それを囲む堀は築城(1611年)と同時に作られ、今もそのままの形を残しています。その堀を小船に乗ってぐるっと回る「堀川めぐり」をご紹介します。
全長約3.7kmのコースを50分ほどかけて巡りながら400年前にタイムトリップ!?
松江は、城と堀が当時のまま現存する、全国でも珍しい城下町なのだそうです。築城から400年もたっているのですから、風景は劇的な変化を遂げたのは当然でしょうが、川面を渡る風は往時とそのままのはず。そんな時の流れを感じたくて、「堀川めぐり」の乗船場へと向かいました。
乗るのは全長約8m、幅約2mの小さな船。これは水路の幅が狭い部分も通り抜けられるようにということでしょう。座席の上には雨や雪を防ぐための屋根がありますが、これは高さが調整できるようになっています。と言うのも、堀川には17の橋が架かっていて、その4つは橋桁が低いので、屋根を低くして通るためなのだとか。ちなみにこの座席は、冬になると豆炭を使ったやぐらこたつが設置されるのもとても風流です。
全長約3.7kmのコースを50分ほどかけて回る間には、松江城の天守閣はもちろんのこと、武家屋敷や、塩見縄手の老松など見所がいっぱい。船頭さんの名調子で語られる松江の歴史を聞いていたら、400年前にタイムトリップ。ゆったりとした良い時間を過ごすことができました。
ぐるっと松江 堀川めぐりの基本情報
住所 | 島根県松江市黒田町507-1 |
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アクセス | |
お問い合わせ | 0852-27-0417 |
この記事を紹介した人
丸の内 ゆみか
40代、 某飲料メーカー営業職。
仕事柄、会食の機会が多いが、プライベートでも飲んだり食べたりがストレス解消法。
地方出張の時には、隙間時間でパトロールをするのが習慣。地元の名店からB級グルメを食べ尽くす。最近は、歴史の香りを感じられるパワースポット巡りにはまっている。