ＭＯＡ美術館周辺の観光スポット情報 - ホテル・旅館の宿泊予約なら【NAVITIME Travel】

熱海の高台に建てられ、美術品とともに伊豆大島や初島などの絶景を楽しむことができるのがＭＯＡ美術館。創立者のコレクションを元に、国宝、重要文化財、重要美術品など、約3500点を収蔵する熱海を代表する美術館です。広大な敷地では、春には桜やツツジ、秋には紅葉も鑑賞できるので、四季折々に訪ねたいスポットです。

17年2月にリニューアルオープン。美術品がより映える展示空間に

　1982年開館のＭＯＡ美術館は、絵画、陶磁器、彫刻、書跡などを中心に、東洋美術の傑作を約3500点ほど収蔵した熱海を代表する美術館です。多数の作品の中でも特に名高いのは、尾形光琳の最高傑作とされる国宝「紅白梅図屏風」（毎年２月に公開）。美術に詳しくない人でも、この傑作を目にすれば、国宝とされる理由が実感できるはずです。そんな名作が並ぶ建物は、2017年2月にリニューアルオープン。現代美術作家・杉本博司氏により、屋久杉、行者杉、黒漆喰、畳などを使用した「美術品がもっとも美しく映える空間」として生まれ変わりました。伝統的な素材と美術品が出会って、かえってモダンな雰囲気を醸し出しているのがまた不思議な印象です。
　館内には、豊臣秀吉が天皇に茶を献じるために作ったと言われる「黄金の茶室」を復元したもの、円形ホールや能楽堂もあります。能楽堂では、能はもちろんのことクラシックのコンサートも開催され、さまざまな芸術を多面的に楽しめるので、一日中いても飽きないでしょう。疲れたら、カフェやレストラン、甘味処でひと息入れることもできます。文化的な空気を吸ってみたいときは、是非こちらへ。

ＭＯＡ美術館の基本情報

この記事を紹介した人

丸の内　ゆみか
40代、　某飲料メーカー営業職。
仕事柄、会食の機会が多いが、プライベートでも飲んだり食べたりがストレス解消法。
地方出張の時には、隙間時間でパトロールをするのが習慣。地元の名店からB級グルメを食べ尽くす。最近は、歴史の香りを感じられるパワースポット巡りにはまっている。

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