2016.6.25更新
桜や紅葉を眺めながら、歴史に触れることのできる広大な寺院
南禅寺
定番
公園・名所・史跡
桜や紅葉が有名な南禅寺は、京都有数の観光地として名高いスポット。広大な寺域内には、5間3戸の壮厳な構えの「三門」や、枯山水が美しい「方丈庭園」、南禅寺の発祥の地といわれる「南禅院」など見どころ満載。また、周辺には銀閣寺や平安神宮、永観光堂など有名観光スポットもあるので、それらとともに巡ってみるのもいいのでは。
日本三大門のひとつ、圧巻の「天下龍門」に刮目!
南禅寺の中で最も有名といえる場所が、高さ22mの三門。通称「天下龍門」は久遠寺山門と並び、日本三大門に選ばれている。天下龍門は寛永5年(1628)、大坂夏の陣に倒れた戦没者を弔うため、藤堂高虎が再建したもの。
右側の山廊から五鳳楼といわれる楼上には上がることができる。南禅寺を訪れたらこの楼上にはぜひ登ってみよう。ここには宝冠釈迦坐像と十六羅漢が祀られていて、天井や柱・梁に描かれた狩野派の天人や鳳凰も一見の価値あり。
廻り縁からは京都の絶景が一望できる。この眺めは、歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな」と称した眺めだといわているが、実のところ石川五右衛門が生きていた時代には、まだ再建されてはいなかったのだとか。
ほかにも、白砂に6つの石を組んだ姿から「虎の子渡し」といわれる枯山水が有名な「方丈庭園」、亀山天皇の離宮があった場所である南禅院などがあり、いたるところに見どころ満載。
このスポットが掲載されているまとめ
南禅寺の基本情報
住所 | 京都府京都市左京区南禅寺福地町 |
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アクセス | 市営地下鉄東西線「蹴上駅」より徒歩10分 |
お問い合わせ | 075-771-0365 |
この記事を紹介した人
大谷 ゆうた
行き慣れた場所やよく行くお店も少し視点を変えると、発見が沢山ある。そんなちょっとしたニューワールドを紹介しますね。
たまには普通行かない場所とか地元の人しか知らないスポットとか行ってみたくないですか?別にひねくれてるわけじゃないですよ?