2016.6.17更新
重要文化財に指定された名古屋市政の中心地
名古屋市役所本庁舎
公園・名所・史跡
人口220万都市・ナゴヤの市政をつかさどる名古屋市役所。本庁舎は、西洋の建築様式に和のエッセンスを取り入れた独創的なデザインが特徴です。その重厚な趣は、名古屋の隠れたランドマーク。隣接する愛知県庁とともに、国の重要文化財に指定されています。
和と洋のエッセンスが融合した昭和初期の名古屋を代表する建築物
現在の名古屋市役所本庁舎は、昭和天皇御大典事業として建設され、昭和8年9月に竣工されました。デザインは一般公募から採用されたもので、西洋風のビルに和の瓦屋根がのったユニークな設計。高さ53mの時計塔の屋根にはしゃちが置かれ、名古屋城との調和を図っています。
見どころは、建物に入ってすぐの玄関ホールです。ホールの柱や階段の手すりには「小桜」という山口県産の高品質な大理石を使用していて、どっしりとした風格があります。また、庁舎北側の廊下は全長は約100mとたいへん長く、ドラマや映画などのロケ地としても使われています。
市議会の本会議が行われる議場は円形で、これは日本では珍しい形だとか。申し込みをすれば会議中に傍聴することもできます。
戦前の庁舎建築として大きな評価を得ている名古屋市役所本庁舎。隣接する愛知県庁とともに、国の重要文化財にも指定されているので、文化財めぐりを楽しむのも一興です。
名古屋市役所本庁舎の基本情報
住所 | 愛知県名古屋市中区三の丸3-1-1 |
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アクセス | 市営地下鉄名城線「市役所」駅よりすぐ 名鉄瀬戸線「東大手」駅より徒歩4分 |
お問い合わせ | 052-972-2106 |
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