「にしんそば」の元祖。発祥のお店でそばも眺めも楽しもう
総本家にしんそば松葉
グルメ
祇園四条駅を出てすぐに見える大きな4階建てのそば店。1階では商品の販売、4階は厨房となっており、地下1階を含めたほかの階が、おいしいそばなどを食べることができる食堂になっています。鴨川を眺めながら食べる「にしんそば」は格別です。
山に囲まれた京都だからこそ生まれた、意外な組み合わせ
文久元年(1861)以来150余年の歴史を持つ「にしんそば」の総本家。2代目の店主が「にしんそば」を発案したといわれる発祥のお店でもあります。以来、多くの人に親しまれ、誰もが知るそばの名店となりました。
そばに使用されている「みがきにしん」は、もともと周囲が山々に囲まれている京都の人々にとって重要なタンパク源であり、保存食として重宝されていました。その「にしん」と「そば」を組み合わせることにより、栄養バランスが取れて、味もおいしい「にしんそば」が誕生したというわけです。
旬をいち早く取り入れた上質なもの揃い。ワクワクが止まらないお土産選び
京都で「にしんそば」といえば「松葉」。一般的に「にしんそば」といえば、そばの上に「にしん」が乗ったものをイメージする人が多いですが、松葉の「にしんそば」は「にしん」が底に沈んでいます。
一見すると「かけそば」のようですが、そこは本場ならでは。骨まで柔らかく炊き上げた「にしん」は、食べ進めていくにつれて出汁が染み出し、味が変化。のど越しのよいそばと絶妙に調和し、そばつゆは最後の一滴までおいしくいただけます。
豊富なメニューはどれも老舗「松葉」ならではのおいしさ
「俵そば」は「にしんそば」に継ぐ松葉ならではのひと品。鴨肉、ごぼう、赤こんにゃく、うずら卵、季節の野菜などを揚げさん入れ、三つ葉で結んで俵に見立てたものをそばに載せて、あんかけ仕立てにしたものです。
そのほかのメニューには「天ぷらそば」に「鴨なんばんそば」といったそばに加え、「にしん丼」や「親子丼」などの丼も。自慢の一品料理やお通しも豊富に取り揃えられていて、すぐ隣にある京都四条南座の観劇の前の腹ごしらえや、夜のお酒のお供にも最適です。
1階では、自宅でつくれる「にしんそばのキット」や「特製 松葉ちりめん」「特製 松葉ゆば」なども販売。お土産・贈り物にもおすすめで、通信販売も行っています。
総本家にしんそば松葉の基本情報
住所 | 京都府京都市東山区四条大橋東入る川端町192 |
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アクセス | 京阪本線「祇園四条」駅よりすぐ 阪急京都線「河原町」駅より徒歩3分 |
お問い合わせ | 075-561-1451 |
この記事を紹介した人
大江戸 みらい
みなさま、こんにちは。ちょっと保守的な私は、旅行に行くときはとりあえずガイドブック片手に、定番観光地をまわります。
でも一言で定番と言っても、いろんな楽しみ方があると思うんです。温泉地一つ取っても見るべきものは沢山ありますよね?
私の記事はそんな紹介の仕方ができたらいいなと思いながら書いています。拙い文章ではありますが、少しでも参考にしていただけると嬉しいです。